意を決して登録したJACリクルートメント、「ご紹介できる案件はありません」と断られてがっかり。
もう転職は無理なのかな…とそう感じるのも無理はありません。
厳しいことをいうようですが、JACリクルートメントからお断りをされた場合、残念ですがJACリクルートメントから有益な求人は紹介してもらえません。
でも転職をあきらめる必要はありません。
JACリクルートメントに断られてしまってからすべきことは4つあります。
- JACリクルートメントに断られた理由を知る
- 対策1 別の転職エージェントに登録する
- 対策2 転職エージェントを使わず自力で転職活動する
- 対策3 重要!転職プランを練り直す
せっかく転職して新しい人生をはじめようとしたその決意、諦めるかどうかはこの記事を読んでから決めてください。
役員秘書をしているわたし、さちこが役員に提出できるレベルで詳細をまとめましたので、まずはこの記事を読んで対策をとってくださいね。
JACリクルートメントに断られた原因分析
断られるって、自分を否定されたようで辛いですよね。
そもそもJACリクルートメントは求人を豊富にもっているのですが、紹介してもらえない場合もあります。
深く悩まず、JACリクルートメントに断られたことを生かして転職対策をしましょう。
JACリクルートメントがキャリア面談を断るケースと、貴女がなぜ断られてしまったのかを分析します。
JACリクルートメントがキャリア面談を断るケース
JACリクルートメントがカウンリングを断るケースについてHPに記載があります。
Q6 登録後、「現時点ではすぐに紹介できる求人がない」旨の案内(メール)が届きました。これでサービスは終了になるのでしょうか?
A 上記ご連絡後も当社にて都度ご紹介の有無を確認しております。ご案内の後に求人動向が変化し、当社にてご紹介できる求人を獲得できた際には、改めて当社よりご連絡いたします。
マイナビエージェントHPより引用
つまり「現時点ですぐ紹介できる求人がない」という連絡が実質のお断り。
そして断られたということは
- 貴女の経歴・スペックではJACリクルートメントで転職できない
- JACリクルートメントがもっている非公開求人の中に貴女が応募できるものはない
ということなんです。
この時点で再度プロフィールや経験を見直してJACリクルートメントに再登録するよりも、別の転職エージェントで求人を探すほうが賢い選択といえます。
JACリクルートメントに断られた理由を推測する
JACリクルートメントに断られたからレジュメの見直しは不要!ではありません。
JACリクルートメントからのお断りを踏み台にし、転職を成功させるためにも貴女が希望している今の転職条件はどこが厳しいのか、冷静に振り返ってみてください。
JACリクルートメントに登録した希望条件を見直す
JACリクルートメントに登録時、希望条件にどんな内容を入力したでしょうか。ちょっと無理すぎる条件はありませんか?
- もっているスキルと希望年収の兼ね合い
- もっているスキルと希望業界のズレ
- 年齢と職務経歴(過去の転職回数)
- 働きたい地域
記入内容が転職で通用しないのに、貴女がマイナビエージェントに希望した求人が
- 36才まで正社員だったことがない
- むしろ働いたことがない(職歴がない)
- 平日の午前中だけ働ける正社員がいい
などの条件では転職サポートが期待できません。
現実を見、ぜったい譲れない条件は何か考えてみてくださいね。
JACリクルートメントの得意分野とのズレをチェックする
JACリクルートメントに登録した貴女のレジュメと、JACリクルートメントが得意とする転職条件にズレがないか確認してください。
- 年齢制限はなし
- エリアは首都圏+横浜・名古屋・静岡・大阪・京都・神戸・広島
- とくに東京・神奈川・埼玉・千葉の案件が豊富
- 管理職、専門職などの専門性の高い職種が得意
- 業界経験が豊富・管理ポストにいた、などハイクラス向け
JACリクルートメントの利用に年齢制限はありませんが、実態としては30代から40代後半の人の転職実績が75%超を占めています。
またJACリクルートメントは技術系の専門職に強いです。
基本的にこの条件から外れるほど、JACリクルートメントでの転職は厳しくなっていきます。
くよくよしていても時間の無駄です。
転職してどういう生活を手に入れたいかだけを考え、貴女のゆずれない条件を3つ程度に整理してみてくださいね。
対策1 JACリクルートメント以外の転職エージェントに登録する
JACリクルートメントに断られたなら他の転職エージェントも試してみれば良いのです。
JACリクルートメントがすべてではありません。
転職エージェントは無料サポート。
助けてくれるところがあればラッキーな気軽さでたくさん登録しましょう。
JACリクルートメント以外なら面談できたというケースもある
JACリクルートメントは関東圏を中心に技術職などの専門職、管理職などバックオフィス業務に強い転職エージェントです。
特に
- 社会人経験がない(新卒・大学院生)
- 専門性が乏しい仕事(データ入力など)
- 未経験業種への転職
にはJACリクルートメントは不向きです。
そのため貴女の職務経験やスキルがきびしい場合、お断りとなりやすいんです。
とくに未経験の転職は苦手分野。
つまり分野が違えば貴女に合う求人があるということは珍しいことではありません。
マイナビエージェント以外の転職エージェントなら面談し、希望条件の掘り下げやキャリアの棚卸しをサポートしてくれた結果転職に成功できたというケースもあります。
JACリクルートメント以外の転職エージェントに登録する前に、
- レジュメ(職務経歴書や履歴書)を見直す
- プロフィール欄を充実させる
などアピールできる部分はないか再度チェックしてください。
TOEICや簿記などを勉強することも視野に入れ、いきたい業界に転職できるよう準備する時間をとることも検討してください。
JACリクルートメントに断られた次に登録すべき転職エージェント
JACリクルートメントに断られた場合に登録すべき転職エージェントを2つご紹介しますす。
- キャリアに自信がない場合
- キャリアに自信がある分野がある場合
の場合に分けてご紹介します。
キャリアに自信がない場合
JACリクルートメントに登録してみたけど断られてしまい、キャリアに自信がなくなった人が次に登録するべきは、幅広い求人を取り扱う「総合転職エージェント」
自分で自分を低く見積もることは転職においては絶対NG。
そういう意味ではビズリーチに登録した貴女の行動は間違っていません。
だからこそ次に選ぶ転職サービスは
- カウンセリング・提案力がある
- 幅広い求人を持っている
の2つを兼ね備えた総合転職エージェントなんです。
こちらでチェックしてくださいね▷女性が利用するべき転職エージェント 口コミふくめて評判のいいとこ徹底解説
キャリアに自信がある場合
経歴に自信があるのにJACリクルートメントでダメだった場合、貴女が得意な業界・職種の転職に特化した転職サービスを利用してみるのが最前の策。
カウンセリングがしっかりしていて、転職に強い業界のある転職エージェントを使ってみてください。
※各転職サービスの解説記事にリンクしています。
対策2 転職エージェントを使わずに転職する
JACリクルートメントに断られて転職エージェントなんてケッと思っているなら、転職エージェントを使わないで転職活動をするというのも1つの方法です。
ポイントを3つにわけて説明します。
- 転職サイトをフル活用して転職するステップ
- 転職サイトのスカウトサービスを活用
- 登録必須な転職サイト
順番に説明しますね。
転職サイトをフル活用して転職するステップ
転職エージェントだけでなく転職サイトに登録することでみられる非公開求人もあります。
さらにスカウトサービスや、希望条件を登録しておけばメールがくるサービスを利用すれば忙しくても求人を見逃すことはありません。
- 転職サイトに登録する
- 希望条件を登録
- 職務経歴書、履歴書を書き込む
この3ステップで転職エージェントをつかわずに転職活動をすることができます。
職務経歴書や履歴書、保有スキルなどは掲載案件をじっくりみながら、徐々にしっかり書き込んでいきましょう。
資格をとったり、昇進があったり、異動があったらその都度職務経歴書を書き込んでみてください。
職務経歴書が充実するにつれて、応募できる求人やスカウトが増えるのを実感してくださいね。
転職サイトのスカウトサービスをフル活用する
転職サイトに登録すると使えるスカウトサービスなら、JACリクルートメントに断られてしまう経歴でもスカウトがくるということは実は普通なんです。
決して貴女がダメなのではなく、JACリクルートメントで取り扱っている求人案件と貴女の相性が悪かったというだけの話にすぎないからです。
つまり場所が違えば貴女をスカウトする企業があるということは珍しいことではありません。
次に説明する登録必須転職サイトはどこもスカウトサービスがあります。
希望条件を設定し、見逃さないようにしてくださいね。
転職エージェントを利用しないなら登録必須転職サイト
転職サイトにも特徴があります。
- 経歴に自信ありなら ビズリーチ
- 情報収集にもってこい リクナビNEXT
- 面接確約企業が表示される ミイダス
ビズリーチ
ビズリーチはJACリクルートメントと同じ専門職やハイキャリア向けの求人をメインとする転職サイトです。
経歴に自信があったのにJACリクルートメントで相談すら受け付けてもらえなかったなら、ビズリーチに貴女のレジュメを登録してみてください。
- スカウト
- ヘッドハンターからのお声がけ
など貴女を必要とする企業からの案内が殺到するかもしれません。
▷評判からチェック!ビズリーチの転職サービスで女が知っておくべき利用メリット・デメリット
リクナビNEXT
転職活動をすべきか迷ってるうちから登録しておきたいのがリクナビNEXT
国内のみならず外資企業、あらゆる業界をとりあつかっている知名度ナンバー1の転職サイトです。
転職サイトとしての機能も充実していて、
- 待ってるだけで求人が来るスカウト機能
- 提携転職エージェント保有の非公開求人もみられる
- 希望求人のメール通知機能
- 精度の高さが話題の適職診断「グッドポイント診断」
登録すると無料でこれだけ使えます。
貴女が転職できる就職先はリクナビNEXTならきっと見つかります。
▷使いわけ解説 リクルートエージェントとリクナビNEXTの違い
ミイダス
ミイダスはdodaと同じパーソルキャリアが運営する転職サイトです。
リクナビNEXTと大きく違うのは、登録前に何社と面接可能か、また年収はどのくらいを望めるかが、はっきりわかるところ。
パーソルキャリアが業界として保有している転職データを生かした転職サイトなんです。
面接確約企業が表示されるって、スカウトに近いですからね。
対策3 転職をきめた気持ちを忘れない 転職計画を練り直そう
せっかく転職しようと思い立ったのにJACリクルートメントに断られてしまうとめげますよね。
でもめげないでください。
あなたが転職をしたかった理由は、転職活動を仲介する業者の一言であきらめられる程度のものだったのですか?
どうせだめだ、やっぱりだめだ、転職なんでできないんだ、そう思って殻に閉じこもって我慢を続けて、病気になるまで今の仕事をしますか?
転職活動はみんな、不安を抱えながらやっています。
一度は変えようと思った人生、かえずに終わりますか?それとももう一歩、頑張ってふみだしますか?
JACリクルートメントに断られてキャリアが否定されたような気持ちになっているとは思いますが、ここはぐっとこらえて転職までの計画を練り直してみましょう。
- 転職サイトに登録し、転職市場をチェックする
- 今の会社で部署異動を依頼し、経験を積む
- アピールになる資格をとる
ポイントは転職サイトでチェックした求人の応募条件から、自分に足りないものを逆算する方法です。
少しでも経験があれば転職できそうなら、今の会社で部署異動を依頼したり、マネジメントの立場へ行けるよう頑張ってみる、というように長期的に理想をかなえるプランを考えてください。
無計画に仕事を失うと、焦りや自身喪失につながります。
確実に転職できるように、しっかりと転職プランを練ってくださいね。