アパレル業界の転職サービスでクリーデンスって見つけたけど、実際どうなの?
クリーデンスってあまり有名じゃないからちょっと不安になりますよね。
実はクリーデンスを運営している株式会社はdodaやanを運営しているパーソルキャリア。
サービス自体は2001年に設立されていて、20年近くの運営実績があるんです。
アパレルって体育会系でノルマのきつそうだし、どこも取り扱わないようなブラック企業の求人を投げ売りのようにバンバン紹介しているだけでは…?って考えちゃいますよね。
結論、利用は無料なので使ってみてヤバい、ハズレだ、と思ったらやめればいいだけの話なんですが、それでも実際利用する前にはリスクを知っておくことが必要。
悪評があるところならなおさらです。
役員秘書として情報収集と裏事情の分析をしてきたわたしが、クリーデンスの実際のところを調査・検証してみました。
上司(役員)に報告できるレベルでまとめていますので、そろそろ違うブランドで働きたい、アパレルでキャリアアップしたいな、という人でクリーデンスが気になる貴女!
ぜひ不安を解消してくださいね。
クリーデンスの評判の種類とその理由
クリーデンスは利用者がアパレルに限られるため、生の声はなかなか集めづらかったのですが、評判は大きく分けて
- クリーデンスはではまともに相手をしてくれなかった
- クリーデンスで求人を紹介してもらえなかった・求人の質が悪い
の2つに分けられました。
それぞれについて悪評の内容と理由について検証してみました。
クリーデンスではまともに相手にされなかった
- クリーデンスの担当者が冷たかった
- クリーデンスの担当者の対応が遅くて、対応を後回しにされていると感じた
などのクリーデンスの担当者に対する口コミでよくないものは、対応の悪さでした。
理由とどうしてこういう口コミになったかを検証してみたところ
- クリーデンスは経験者向け
- カウンセリング自体が誰でも受けられるわけではない
ということに行き着きます。
クリーデンスはアパレル業界に特化した転職支援サービスをしていますが、内容は業界経験者向け。
しかもキャリアアドバイザーは全員アパレル業界出身者です。
だから未経験でアパレル業界にいきたいと思った人や、最近ではアパレルと関係ない仕事をしていた場合、そもそも話があいません。
事前に登録した内容をもとに、紹介できる求人が会った時のみカウンセリングとなります。
だれでもキャリアカウンセリングが受けられるわけではないので、経歴でお断りされているとも言えるんですよね。
だからまともに相手されなかった、という評判になってしまうのです。
クリーデンスで求人を紹介してもらえなかった・求人の質が悪い
アパレルに特化しているクリーデンスの求人の質がよくないという声もありました。
求人の質がよくない、紹介してもらえなかった、という声の原因は、
- クリーデンスは即戦力を求める求人が多い
- 未経験のアパレル業界への転職には弱い
という2点が挙げられます。
クリーデンスは即戦力を求める求人が多い
アパレル業界は動きが早く、スピード感があるため人材育成に時間をかけていられない傾向にあります。
だからこそ企業はクリーデンスに採用を依頼しています。
経験がなくてもOKな職種もあるにはありますが、数が非常に少ないため希望にあうものが見つかりにくい傾向にあるんです。
クリーデンスは未経験のアパレル業界への転職には弱い
アパレル業界の特殊性から、全く関係ない仕事からアパレル業界へ転職するというのはとても厳しいです。
アパレルというと販売員でしょという人もいますが、実際はそうではありません。
- デザイナー
- パタンナー
- プレス
- EC運営(オンライン販売)
- 営業
- MD(マーチャンダイジング)
- VMD(ビジュアルマーチャンダイジング)
など専門性を求められる仕事が多いのです。
しかもクリーデンスは契約社員、正社員といった安心して長く働ける案件を揃えています。
現状アパレル業界へ未経験から入るには、派遣やアルバイトで販売員からといことが多く、いきなりパタンナーやデザイナーになれることは少ないんです。
つまりクリーデンスが未経験の転職に弱いというよりは、アパレル業界自体が未経験者には高い門なのです。
クリーデンスの転職サービスまとめ ここだけ見れば大丈夫
クリーデンスがどんな転職サービスをしているか、思っていたサービスと違っていないか確認です。
クリーデンスならではのサービス注意点もあるので、失敗しないようにぜひ知っておいてください。
ここだけ見ればポイントは全部押さえられます。
クリーデンスを使うべき人
- 1年未満でもアパレルで働いたことがある人
- ファッションだけでなく、インテリア・下着・バッグや時計、アクセサリーもOK
- アパレルの希望職種で働いた経験がある
アパレル関連業界での経歴があって、同じアパレルに転職したい場合はクリーデンスを利用して損はありません。
今いるブランドから別のブランドに写りたい、別のブランドを管理している会社に転職したい、と言う場合にクリーデンスは最適です。
クリーデンスで仕事を見つけられる地域
クリーデンスで取り扱っている求人の地域は
- 関東
- 関西
- 中部
とかなり大雑把。
というのも企業からの要望によって地方の求人もありえるから。
アパレルはお店や通販拠点が都市部にあるとは限りません。
都市部でアパレルを探している人はもちろん、地方でアパレルの仕事をしたい人もタイミングによるので登録してチェックしてみてください。
1ヶ月内定も可?クリーデンスのサービスの流れ
まずはネットから
登録はカンタンですが、経歴やスキルはめんどくさがらずに思い出せるだけ全部入力しましょう。
クリーデンスのアドバイザーと就職相談
当日までに履歴書や職務経歴書の内容を相談してもOK。
また転職するかはっきり決まっていなくても、アドバイザーに相談できます。
アパレル転職の進め方や市況感、業界動向など転職に迷っている時に相談できるとタメになります。
担当者との相性や、クリーデンスのやり方が自分にあっているかもこの段階でチェックしてくださいね。
クリーデンスのアドバイザーに求人を紹介してもらう。
クリーデンスは非公開求人ももちろんあります。
またクリーデンスのWebサイトで閲覧できる求人についてアドバイザーに問い合わせをすることもできます。
※就職相談の時に求人を見せてもらえる場合もあります。
クリーデンスが面接設定&対策!
クリーデンス側で
- 応募書類提出
- 面接の日程調整
- 面接結果の連絡
をすべてやってくれます。
一般的な面接対策をレクチャーする「面接対策セミナー」、受ける企業に合わせてアドバイスをする「個別面接対策」があります。
それも完全予約制の面接対策なので、貴女の状態。希望に合わせて対策することができますよ!
jin_icon_arrowbottom color=”#e9546b” size=”20px”]内定獲得!
内定したら「内定通知書(オファーレター)」がクリーデンスを通して渡されます。
内定通知書の内容を元に
- 初出社の日程
- 勤務条件の交渉
- 給料や年休の日数
といった入社条件を吟味したのち、入社が決定します。
また入社後のサポートまでクリーデンスが請け負ってくれるので、内定してすぐ退会はしないほうが吉。
早ければクリーデンスに登録して1ヶ月以内に決まるケースもあります。
クリーデンスともう1社で理想の仕事が見つかりやすくなる
クリーデンスは使えるサービスですが、転職サービスは2社くらいを同時に使うのが失敗しない就職のポイントです。
理由は
- 求人の質を比べることができる
- 担当のアドバイザーとの相性があるから
- 1社だけだとゴリ押しされた求人に決めてしまうから
最初にも書きましたが、ヤバい・ハズレだと思ったらスパッと退会すればいいんです。
ただ、いきなり4社・5社と転職サービスを掛け持ちするとさすがに混乱してしまいます。
だからこそおすすめは2社登録。
クリーデンスと同時に使うのにおすすめなのはパソナキャリア。
パソナキャリアは業界特化ではないですが、大手なので様々な求人を取り揃えています。
だから質を比べるには最適な組み合わせ。
クリーデンスだけだと不安だな…と思って登録に踏み出せないのなら、安心できるところと2社登録して、担当者のアドバイスや対応を実際に比べてみればいいんです。
担当者と貴女との相性がいい方、ストレスなく転職活動ができそうな方、そっちをメインで使うのが正解。
正社員の職歴は長い人生で絶対プラスです。
安定した仕事に就きたい、思っただけで終わらないように実現目指して行動してくださいね。