新卒で入った会社、ゴールデンウィークがあけてもう行きたくない…。
でも女性だといろいろ心配してしまいますよね。
- 女で新卒でしかも1年以内にやめたら、次の仕事なんてみつからないんじゃないか
- 1年未満、半年でやめるなんてわたしはダメなのかな
- 女の新卒はやっぱりダメだったなって言われそう
- 親に心配かけちゃう
など、実際転職や退職に踏み切れないんです。
そこで実際に新卒1年未満で仕事をやめた女性の体験談を集めてみました。
気になるやめた会社での手取り月額給与も聞き取り済み。
しんどい、この会社ヤバくない…?やめたほうがいいのかも…そんな迷いを抱えている貴女、必見です。
貴女の人生は貴女のモノ。貴女が生き方をコントロールしてください。
20代前半ならまだ間に合います。
無駄に我慢して年を取るより今、人生の軌道修正をしてください。
ケース1.新卒入社後11ヶ月で退職 手取り15万の女性
まずは新卒で編集プロダクションに入社した女性のケース。
- 業種:編集プロダクション
- 勤続月数:11ヶ月
- 手取り給与月額:15万
この会社ヤバイ…理解できなかった職場のエピソード
Aさんの入社して衝撃をうけた職場のエピソードをご紹介します。
1.朝、出社して、すぐの掃除をすることが規則
自分が入社したのは雑誌を制作する編集プロダクションですし、自分もライターとして採用されましたし、求人募集にも掃除は記載がなかったのですが、とにかく社内全員が掃除することになっていました。
2.有給休暇をとらせてもらえませんでした。
というよりも、有給休暇の存在すら知りませんでした。勤務して6か月たったら有給休暇が付与されるのが通常なのに、私が新卒で入社した会社はそれがありませんでした。
3.親族の葬式にでられなかった
私は一人暮らしでしたが、実家が他県ではなれているのですが、その実家で同居する家族が亡くなりました。それは母の叔母、つまり私の大叔母にあたる人だったのですが、事情があり私の実家で介護して、私の父が扶養していました。なので、家族同然でした。
実家から、大叔母が亡くなった知らせがきて、葬儀に参列するよう連絡がきました。
私はそれを直属の上司に、会社を休ませてほしいと願い出ました。
3親等ではないということで忌引き扱いにはならなかったのですが、有給届を出すよう書類を渡されました。その時、初めて自分に有給休暇があることを知ったのです。
でも、その時は大叔母が亡くなったことで動揺してたので、有給休暇の話どころではありませんでした。
大急ぎで葬儀に参列し、一泊だけしてとんぼ帰りしました。
翌日、出社してふつうに仕事していると、取締役がやってきて、ものすごく睨まれました。
「ご愁傷様でした」等の言葉すらなく、私が3親等以外の葬儀に参列し有給休暇を使用したことをせめるかのように私をものすごい形相でにらみつけ、それからしばらく口もきいてもらえませんでした。
その会社は風邪でも病気でも有給休暇を使うことを許されませんでしたので、
私が親族の葬儀で有給休暇を使用したことが気にいらなかったのでしょう。
4.日常的なセクハラ発言
セクハラ発言は日常的にありました。
多数の他の社員の前で恫喝したり、社員複数で無視して仕事を与えないなどということをされている社員を複数みました。
もうやめると決意した出来事
やめたいと思った出来事はたくさんあるのですが、決定打は女性をターゲットにしたプロジェクトでした。
社内で、女性によるプロジェクトなるものが企画されました。
それは、「男性社員も頑張ってるから女性社員も何か他のことで頑張ろう」というものでした。
そのプロジェクトの主旨としては、女性ならではの目線と気配りで何かやろう、、、というものでした。
そして、ある日会社の女性全員が一室にあつめられ、「女性たちで社内をきれいにしよう」という企画がたちあがりました。
つまり、女性社員で社内を掃除しようというのです。
それまで、セクハラやパワハラなどいろいろあったけれど、この、女性プロジェクトが企画され、掃除を申しつけられたことで、私は、何だか無気力になってしまいました。
毎日セクハラやパワハラに耐えているのに、今度は掃除か、とげんなりしたのです。
掃除なら毎日朝早く出社してやらされているのに、これ以上掃除しろというのかと思いました。
会社を掃除するなら、自分の部屋を掃除したいくらいだ、毎日終電、休日も仕事させられ、家はものすごく散らかってましたから。
理由はつみかさなってましたけど、この女性プロジェクトによってやる気がなくなり、やめる理由の最後の一滴となりました。
ケース2.新卒入社後6ヶ月で退職 手取り13万の女性
ギフト商品の製造という仕事から医療事務へ転職したBさんのケースです。
- 業種:製造業(ギフト商品)
- 勤続月数:6ヶ月
- 手取り給与月額:13万
パワハラに耐えかねた末、誰にも言わずに転職しました。
この会社ヤバイ…理解できなかった職場のエピソード
社会経験ないとはいえ、これはヤバイという出来事は3つあったそうです。
1.教育担当者が金髪の女性だった
新人に指導してくれる女性が見た目から明らかにヤバかったです。かなりお年を召している様子なのに金髪で浜崎あゆみのようなメイクをしていて「あきらかにこの会社はマズイ」と思いました。実際にこの女性によるパワハラがすごくて、指示通りに出来ないと怒鳴ったりあからさまに無視したりと酷いものでした。
2.社長室の特別感が異常
中小企業なので社長と顔を合わせる機会がよくありました。製造が行われている作業場が1階で社長室が2階でした。ある日、書類の記入のことで社長室に呼ばれましたが、小さい部屋に真っ赤でセレブが好むような赤い絨毯が敷いてあったので驚きました。「なんてセンスが悪いんだ」と感じ、この会社はヤバいと思いました。
3.社員同士のコミュニケーション方法は主に陰口
陰口が止まらない職場で休憩中は常に誰かの悪口が飛び交っていました。誰かを悪く言う事によって連帯感を高めているようでした。
もうやめると決意した出来事
新人同士でお互いを監視するように指示があったことがきっかけです。
「作業が遅いヤツがいたら辞めさせる」とのお達しが上司のほうからあり新人同士の関係が日に日にギスギスしてきました。
その後、会社に居るのがばかばかしくなって辞めました。
ケース3.新卒入社後10ヶ月で退職 手取り25万の女性
羨まれそうな大手広告代理店をやめた新卒さんもいますよ。一見給料も良さそうですが、一体彼女に何があったのでしょう。
- 業種:大手広告代理店
- 勤続月数:10ヶ月
- 手取り給与月額:25万
この会社ヤバイ…理解できなかった職場のエピソード
新卒入社で感じたのはやっぱりジェネレーションギャップ。
50代より上の上司の人望がなさすぎて大変です。
40代以下の人は比較的時代に追いついていて、新しいテクノロジーを学んだり、働き方改革も進んでいるのですが何と言ってものその上に立っている50代以上の管理職が全ての元凶になっていました。
彼(彼女)らは昔からの働き方を変えることをしようとせず「自分のやり方が絶対に正しい」という強い思いを胸に抱いているがためにとんでもない指示を出してくることが多々あります。
まず驚いたことはクライアントへの提出物の提出目標時間がデフォルトで22時に設定されていたことです。
そもそも22時は私たちもクライアントも営業終了しているはずで、この時間に資料が送られてきたらクライアントにも迷惑であることが明白ですが、長年このスタイルで行なっている人たちにはその点は輪からないようでした。
また、もし進行が遅れていて、この22時のタイムリミットが守れないと気づくと「24時までに提出します」という旨の連絡を21時50分ごろにクライアントに送ります。
明日の朝一番に送るのと同じでははないか?と思いながら残業をしていました。
もうやめると決意した出来事
一際昭和スタイルの上司が私のチームに入って数ヶ月した際に、私以外の管理職以下メンバー全員が退職してしまったことです。
それに重ねて、「チームの目標予算は下がらない」「新しく人を雇うにはさらに目標予算をあげなければいけない」という事実を聞き、会社のシステム的におかしいと思いやめました。
ケース4.新卒入社後8ヶ月で退職 手取り14万の女性
建設業にいた女性の話です。
- 業種:建設会社(塗装業)
- 勤続月数:8ヶ月
- 手取り給与月額:14万
この会社ヤバイ…理解できなかった職場のエピソード
新卒とはいえこれはおかしいだろっていうことはたくさんありました。
ありすぎたので箇条書きでご紹介します。
- 会社が社長の母の自宅(3階建てのビル)の1階と2階で忙しい時に社長の母が私用の宅急便を会社のおいてくれと頼んでくる。
- 残業代、休日出勤手当、ボーナスが無い。
- お金の管理が杜撰。出張交通費や購入したものの代金を立替払で買って申請書を出しても一向にお金を支払ってくれない。あげく給料の支払いが遅れる。
- 社員のほとんどが現場作業の為、業者さんに駐車場代等の費用を立替払いする為に纏めて10万程仮払いをするのですが、仮払いを清算しない社員が多く、それも経理は気づいていないのでやりたい放題。
- 会社全体の掃除(倉庫・執務室・トイレ2ヶ所・休憩室)やタオル洗いが女子社員が業務時間外にしないといけない。もちろん残業代や早出手当も付きません。
- 夜勤をして次の日の昼も働く日が何日も続いて体を壊す社員がいた。
一度その夜勤連勤現場の担当になってしまうと、現場が終わるまでずっと通し勤務をさせられていた。交代する社員が居るにも関わらず代休も取れず体を壊す人が多くて、事務方のわたしでも勤務体制おかしくない?と思った。
もうやめると決意した出来事
給料が遅れがちで、入社して6ヶ月は試用期間で給料も手取り10万円程度。
やっと試用期間が終わり、手取り14万円程もらえるようになったと思ったら、所得税と社会保険の計算がずっと間違っていて、少なく給料から引いてたらしくある月の給料からまとまった額が引かれていた。
それについて事前の説明すらなくこちらから聞くまで何の説明もなかったため。
給料計算間違えるところは信用ならないと身にしみました。
ケース5.新卒入社後9ヶ月で退職 手取り21万の女性
手堅くて安心そうな仕事からも半年ちょいで転職してます。
- 業種:社会保険労務士事務所
- 勤続月数:9ヶ月
- 手取り給与月額:21万
この会社ヤバイ…理解できなかった職場のエピソード
私が新卒で入社した社会保険労務士事務所は、都内マンションの一室を事務所とした、社員3名の小さな事務所でした。
社員3名といえど、社会保険労務士が1人、事務員が私を含め二人という構成。先生と呼ばれる代表は基本的に客先で仕事をしているため、日中は常に先輩事務員の女性と過ごす形でした。
広くない事務所でしたので、お互い息苦しくならないようデスクとデスクの間もちょっと離していました。
その甲斐あってか入社して最初の数ヶ月は、過度に仲良くなりすぎない距離感でそこそこ楽しく働けていたと思います。
その先輩との関係が一気に悪化したのは、「実は妊活がうまくいってないんだよね」という相談を聞いてしまったこと。
きっと先輩自身も張り詰めていたのでしょう、一度私に気を許すと、それからというものもう一気に愚痴大会。
二人だけの事務所の中で、毎日毎日「昨晩の旦那がどれだけダメだったか」という話を延々とされる日々。
私自身我慢の限界に達し、9ヶ月で辞職願いを出しました。
もうやめると決意した出来事
ランチに行こうと誘われ、そのうち晩ご飯を食べようと誘われ、そのうち夜も電話をかけてくるようになったこと。
友人も少なかったのでしょう、いい話し相手を見つけたと思われたのか、常に愚痴を聞く役扱いをされるようになり「もうやめるしかない」と思いました。
女だからって遠慮しないで 新卒で入社した会社はやめてもいい
いかがでしたか?
なかなかハードな体験談でしたが、5人とも新卒入社後1年未満でやめたことをまったく後悔していません。
さらに5名とも転職に成功しています。
せっかく入った新卒だからって、人生で一番若い今を消耗し続けますか?
ちょっと一息ついて、じっくり考えてみてください。
その会社であなたらしく働けるのかを。