今すぐあのいけ好かない上司に退職届を突きつけたい!!
気持ちはわかります。でも落ち着いてください。
転職は焦って行動したら絶対失敗します。
焦って転職を決行して失敗した私が断言します。ちょっと落ち着いてください。
「今すぐやめてやらあ!後悔したって遅いんだよ!おまえが引き止める姿をこの目でみてやるわこのやろおおおお
っていう気持ちなんですよね、待ってってば!
転職したあと、今の会社の人にアイツ給料下がったらしいよ、とか、うちより労働条件悪いらしいよ、こないだ見たとき超やつれてたヤバすぎ。あれ転職失敗だよねーなんて陰口叩かれていいんですか?
転職した後に「なにあの子。転職してからめっちゃ楽しそうで幸せそう!」って言われた方がいいじゃないですか。その裏で元上司が地団駄踏むような。
そんな転職にするために、私が失敗した原因をお話するので、絶対役立ててください。
どう失敗だったかはこちら
▶︎わたしの転職ここが失敗 一般事務正社員の転職のリアル
転職に走った背景 当時の心境
あ、もうダメだ、と思ったキッカケは、営業電話をする部署に異動になって、数字を求められるようになったことですね。
それまで秘書みたいな業務からイベントの企画運営、お歳暮やお中元の管理などをやってたので、ショックは大きかったです。
しかも私がやってた仕事は、ゼロスキルの50才後半の独身実家暮らしの女性に取られてしまいました。
私がやってた仕事って、誰でもできる仕事なんだ、頑張ってきたのはなんだったんだろう…と現実に打ちひしがれました。
同時にゼロスキル50才後半の独身女性が私自身の将来にカブって見えたんです。
このままここにいたらこうなる…!と思ったらめちゃくちゃ怖くなったんですよね。
- やりたくない仕事への配属
- 将来への大きな不安
この二つが転職を決意した原因でした。
今振り返る 転職に失敗した原因3つ
転職するなら今しかない!で焦ったから失敗した
とにかく焦りがありました。
当時の年齢が27才で、転職って30才前が勝負、って思ってたんですよね。
30才前にずっと勤められるやりがいのある仕事についてなきゃ、30すぎたら採用されなくなる、と思って焦ってました。
求人見てても30才までくらいの求人が多かったんですよ。
公務員試験や教員採用試験の募集要項も「長期雇用の観点から30才までを募集します」という文言が絶対付け加えられてて、うわ、やっぱり30才は壁なんだ、と実感したんですよね。
求人を吟味すればするほど、事務職で転職って難しいという現実が湧いて出てくるんです。
転職するなら30前の今しかない!!と自分を追い込んでいました。
転職エージェントに相談しなかったから失敗した
初回の転職時は、リクナビネクストで求人を眺め、個人的に気になる企業のHPに掲載されている社員募集の案内を探してました。
転職エージェントなんて、社内で推進してる案件に人を押し込むだけでこちらの希望なんて聞いてくれない、と思い込んでたんですよ。
だから私の転職に客観的に意見を意見をくれる人はいない、という状態で転職活動してたんです。
大手企業に勤めてたので、親に転職したいって言ったら反対されるのは目に見えてたし、同僚に相談するわけにも行かず、友達も誰も転職してませんでしたからね。
本当に一人、自分の判断だけの転職活動でした。
焦りから内定に飛びついてしまった
目の前には嫌な仕事と絶対なりたくない将来の姿があるワケなんです。
さらに年齢のリミット。そして転職試験が難しい。
私立大学職員とか公務員も視野に入れて活動してたので、採用試験とか対策して受けたんですけどこれがまあ難しいわりにクッソ面白くない。
え、こんな難しい試験やんないと転職できんの?やばい。
そして成果報告を求められるテレコールの毎日。苦手な電話の前に1日中いないといけないという苦痛。
そんな状態で内定がでると、深く考えずにその仕事に飛びついてしまうんです。
転職失敗したくないよね?そのためにすべきこと
どうでしょう。こんな状態になったら絶対失敗すると思いません?
今ならわかる、こうすれば良かった、という失敗防止策を三つお伝えしますね。
自分の価値観を明確にしておく
まず自分はどうなりたいんだろうっていうことを明確にしておくことが大切とわかりました。
具体的にはこんな項目です。
- 理想の1日のタイムスケジュール
- 将来どんな生活しているのか
- 絶対やりたくない仕事は何か
- 何をしてる時が楽しいのか
- その生活をするために必要な金額はいくらなのか
これ、すぐ答えられます?
仕事って1日の大半を占めてるんです。だから苦手なことを仕事にするとツラいしかないんですよ。
女って嫌なことにフタしがちなんですけど(嫌な時ほど笑顔でいようよ♪とか女は笑顔が一番!とかってポジティブ強要される)これ嫌!っていう気持ちは限りなく自分に嘘をつきにくい感情なんですよね。
だから、嫌だ!には本音が隠れてるんです。
私の場合でいうと、営業や数字を求められて管理される仕事じゃなくて、一人で作業できる仕事がやりたかった、ということ。
あなたが転職しようと思った「嫌」はなんだったんですか?
その「嫌」が起こらない環境はどんなものですか?
ここに価値観っていうか、自分のなりたいの本音があるはず。
これが仕事を選ぶときの外せない条件になるので、絶対に自分の価値観をはっきりさせておいてください。
不幸な転職にならないように、最低でもこれだけは譲れない!という条件を決めておいてくださいね。
転職活動は長期戦で挑む
早くやめたいばっかりで短期決戦で1ヶ月くらいで転職先を決めてしまおうとしてしまうんですよね。
焦らないようにするためでもあるんですけど、転職は3ヶ月から半年くらいかけて決めるつもりでいるのが正解。
転職って人生の一大イベント。だからしっかり時間をかけて決めないと後悔します。
最低でも3ヶ月期間を見れば
- 内定の比較時間
- 必要な資格取得(簿記とかエクセルとか)
- プロの意見をきく時間
- 自分の中でしっかり悩む時間
が取れます。
やみくもに時間をかけると、迷うだけで結局転職せずに終わってしまうので期限を決めることは大切。
即決していい条件は一つだけ
- 自分の価値観、生きたいライフスタイルにぴったりだと確信した時
この時だけは即決していいです。
でも自分がどうなりたいかもはっきり言葉にできないなら、転職には十分時間をかけるようにしてください。
転職エージェントを複数利用する
変なこと考えずに転職エージェントを利用するべきでした。
- 仕事のツラさを吐き出せる
- そのツラさを解消できる仕事を紹介してもらえる
- 自分の価値観にあった仕事はどんなものがあるか教えてもらえる
- 今持っている資格でどんな仕事に行けるか現実がわかる
転職エージェントには、ざっとこのくらいのメリットがあります。仕事のことは、その道の人に相談するべき。
だって友達や同僚、親、みんな転職したことあるんですか?転職しようと思ってるあなたのツラい環境にいたことあります?
そんな人がどれだけ本気であなたにアドバイスしてくれるでしょうか。
だったら仕事でやってるプロを徹底的に頼ったほうが間違いがないんですよ。
転職失敗したからわかる。転職エージェントはここに登録!
転職活動に利用するサービスってどれも無料。つまりやるかやらないかだけなんです。
転職エージェントによってはキャリアカウンセリングすら断られることだってもちろんあります。
でもそこでめげずに自分の将来を探し続けられるかが、幸せになるポイントではないでしょうか。