今回は転職でキャリアアップした体験談をご紹介します!
女でキャリアアップ転職なんて本当に可能なの?
身近に成功例がないと、女性でキャリアアップ転職なんて本当?って思ってしまうのは無理のないこと。
そこで実際にキャリアアップ転職した女性に話を伺いました。
キャリアアップ成功者えりかさん
- 製造業から商社へ転職
- 人事総務という管理職でキャリアアップ転職
- 転職時は31才
- 転職時期は10月
製造業から転職しようと思ったきっかけ
製造業に勤めていました。
業績が良くならず、グループ企業間で合併が行われました。
まず社内でリストラが行われ、社員の半分が解雇されました。
その時私は社長秘書職についてたんですが、2つの企業が1つになるという事は、管理部門である人事部、総務部、経理部、社長秘書は2つも要らなくなります。
従って、私のポジションも不要となるだろうと思い、転職するため行動を起こしました。
また、製造業ならではですが、工業地帯にオフィスを置くこともあるため、合併後は主要な駅から遠い場所にオフィスが引っ越しとなり、郊外の駅からさらに会社のバスに乗って通勤するという大変不便な立地になりました。
生き残れたとしても、不便な場所への通勤では続かないだろうと思いました。
実際通勤時間が長くて嫌でしたしね。
私はもともと長期で勤めるつもりで入社をしました。
会社の合併、リストラ、引っ越しがなければ、私から転職を考えることはありませんでした。
会社に特に不満はありませんでしたが、会社の事情で自分の生活がこんなにも変化してしまうのかということを目の当たりにし、やむを得ず転職を決意したという感じですね。
製造業の秘書から人事部総務課長へキャリアアップ
転職後は、秘書から人事総務課長にキャリアアップしました。
部下が2人つき、2人の人事評価をする立場になりました。年収は500万円アップしました。有給が増えました。携帯電話が支給されました。年間16万円の医療費補助が付きました。
キャリアアップ転職成功のためにやったこと3つ
キャリアアップ転職の秘訣1つ目 強みである英語をアピール
英語力をよくアピールできた事です。
英語力必須のポジションでした。
TOEICの点数は履歴書に書いてあるので明確ですが、面接でも英語で自分の自己紹介や経歴を説明しました。
面接官は、英語があまり得意でない日本人2人でしたので、面接官とのやりとりは何もなく、完全に1人で英語スピーチでした。
何の反応もない中で1人で英語を話し続けるのはなかなかやりづらいかと思いますが、動じずに堂々としていたのが印象に残ったのではないかと思います。
英語必須のポジションなのに英語が得意じゃない人が面接官だったので、余計アピールになったと思います笑
キャリアアップ転職の秘訣2つ目 転職の理由を目標とあわせて説明できた
退職理由、転職理由、自分が目指す目標を上手く説明できたことだと思います。
会社の不満が原因で退職したわけではなかったこと、前職の上司・同僚・仕事環境には全く問題がなかったこと、残念ながら会社の引っ越しで通勤しづらくなったことをきちんと説明しました。
そして、本当は長期で働く予定であったけれど止むを得ず転職を決意した、という思いを伝えました。
また、仕事の幅を広げて、さまざまな業務を任せてもらえるチャンスがあるかと質問し、明確な目標を伝えたのがプラスになりました。
キャリアアップ転職の秘訣3つ目 女の武器?笑顔を心がけた
面接ではやはり笑顔が重要です。
笑顔は大変強力な力をもっています。
良い印象を与え、相手も和んでくれ、話がしやすくなります。
わざとらしいくらい笑顔を作っても良いくらいです。
面接というのは、初対面の赤の他人に自分の事を話さなければならず、結構衝撃的で非日常なことです。
私自身が社交的な性格で、前向きな姿勢もプラスになりました。
初対面の人ともフレンドリーに話せるので、緊張することなく、面接を進められました。
面接は自分のコミュニケーション能力を見せるのにも良い場面です。
教えて!キャリアアップ転職するには面接どう答えた?
私は女性ならではの面接の質問はうけませんでした。
ですので面接のコツとして
- とにかく笑顔
- 業務を任せてもらえるチャンスがあるかと質問する
の2点が女性がキャリアアップ転職するには重要だと思います。
秘書職はともすれば雑用係だったともとられかねず、転職後もただの事務職となってしまうかもしれないと考えていました。
やる気を見せる意味もありましたが、女性でも上に行くキャリアルートはあるのか、基準はハッキリしているのかを、面接の段階できちんと聞くことが大切です。
入ってから給料交渉や評価基準を知らされても後の祭りです。
転職してキャリアアップしたい人へアドバイス
職種にこだわりがなければ、是非幅を広げて探す事をお勧めします。
私は製造業の秘書から全く未経験の人事総務の、しかも課長ポジションへキャリアップすることができました。
秘書よりも自分に合っていて、大変満足しています。
いろいろなポジションにまずは応募してみる、そして面接にいってみるのは視野が広がるので良い事だと思います。
役職が付く仕事内容は大変そうにも思いましたが、面接では「是非やってみたい」と伝え、やる気を見せました。
キャリアアップ転職で苦労したこともあります。
課長職で入社し、初めて部下を2人持つことになり、難しかった点がありました。
部下2人が自分を「課長」として最初から見ていて「課長」の能力を期待したことです。
上司は私が「課長」が初めてであることは理解してくれていて、できないことがあっても寛大でした。
しかし部下はそうは行きませんでした。
始めてのマネージャー職だとか、部下には関係ないですからね。
事務職のキャリアアップ転職のステップ
えりかさんは英語が得意で、転職前からコツコツと勉強をしていたとのこと。
人事部としてのキャリアは転職後に積んでいくという形でした。
31才で転職して役職を得たというのは、本当にすごい転職成功例。
えりかさんのような転職は実は誰でも可能。
- 資格やスキルを身につける
- 転職活動(転職エージェントを利用)
- 面接でしっかり確認する
この3ステップが基本です。
ステップ1 資格やスキルを身につける
えりかさんの場合は英語。
TOEIC870であり、一般事務職をしていた経験から外資系企業の人事部へ転職成功となりました。
英語って女性にはおすすめの取得スキルなんですよね。
企業がグローバル化し、社員も日本人ばかりという会社も今後少なくなっていくと思われます。
学生時代英語が得意だったという人は、英語力を磨いてみるとキャリアアップが早いですよ。
また、すぐに役立つ資格なら簿記やエクセル、ワードです。
どこにいっても役だつスキルです。
ステップ2 転職エージェントを利用
転職エージェントを上手に利用するのもキャリアアップには必要です。
ポイントは
- 自分の転職にあった転職エージェントを使う
- 転職エージェントは最低2社は利用して比較する
えりかさんの場合、英語を生かして管理職ポジションを志望していたためリクルートエージェントとJACリクルートメントの2社比較が最強比較。
リクルートエージェントは外資系にも強く、求人取扱量が豊富です。
JACリクルートメントは外資系・管理職部門に強い転職エージェントで、ハイクラス向けです。
JACリクルートメントは管理職ポジションを狙う人であれば、今の年収がちょっと少なくても登録価値があります。
ステップ3 面接でしっかり話す
転職エージェントから応募企業の評価体制や昇進基準、女性が働きやすい制度かどうかを聞くことはもちろん必要。
その上で貴女自身が面接で企業の人に確認し、転職エージェントの言ってたことが正しいか確認してください。
転職エージェントが無料で使える理由は、採用したい企業から転職成功に対して報酬をもらうから。
ちょっとうがった見方になりますが、転職エージェントは報酬をもらう企業側の人間という見方ができます。
貴女が面接できちんと聞くことで、転職エージェントと企業に良いように丸め込まれることを防げます。
もう一つのポイントは、昇進基準や女性の働きやすさを自分の口から聞くことで働く意欲を明確に伝えられるというメリットがあるんです。
そして言われるがままに動く、おとなしい昭和の女子社員を求めている企業は、面接で昇進基準や働きやすさを聞いてくる女性を嫌がります。
面接で落ちるのはちょっと嫌だなと思われるかもしれませんが、結果として貴女は女性を大切にしない企業に転職せずにすみます。
事務職のキャリアアップ今すぐスタートする
キャリアアップ転職できそうな気がしてきませんか?
そう思った時がスタートの時。
まず簡単なスタート方法は
- リクナビNEXTに登録して必要とされている資格・スキルを探す
- スキル・資格を身につける
- 転職エージェントに登録する
の3つ。
順番に始めてもいいし、まず転職エージェントに登録して今の自分でどのくらいキャリアアップできそうか聞きに行くのも最高です。
今日、何から始めますか?
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