結婚、出産、介護など、女性って一旦仕事をやめざるをえないってことはよくあります。
もう1度働こう、と思ったけど前の仕事からブランクがあって不安でしょうがない…というのは実は当然。
ブランクのある女性が再就職のためにすべきことを3つお伝えします。
大丈夫です。働けます。
東京都で働きたいなら、都が運営している再就職サポートがおすすめです。
ブランクが長さからくる再就職の不安から解放される方法
仕事をやめてからのブランクが長いと再就職は不安なもの。
気持ちの問題とはいえ、不安を抱えたままでは就職活動も中途半端になりがちです。
まずは少しでも再就職の不安から解放されてください。
ブランクが長くても大丈夫ということを
- ブランクが長いほと再就職に不利はウソ
- 復帰してきついのは最初の1ヶ月
- ダメなら次の精神大事
という3点でお伝えします。
不安1.ブランクが長いほど再就職に不利なんじゃ?→そんなことありません
3年のブランクの人より10年のブランクの人の方が不利なんじゃないか、わたしは長い方なんじゃないかな…と不安になりますよね。
でもブランクの長さは女の就職に関係ありません。
- 結婚
- 出産・子育て
- 介護
どれも女性ならやって当然とされてきた家庭事情ですよね。
現実として、女性はこう行った事情でブランクができるのは当然と思われています。
必要な期間は人それぞれなので、長い人もいれば短い人もいます。
なにもしないで実家にいたとしても家事手伝いでまかり通ったのが女の世界です。
介護や結婚、子育てという立派な理由でブランクがあったことは、褒められこそすれ再就職に不利になることはありません。
ブランクのある人を敬遠する会社は昨今の社会情勢についていけていない沈む泥舟のような会社と思って間違いありません。
不安になる必要はなく、ブランクの長さというブラック企業判定基準を持っていると思ってください。
不安2.ブランクが長いから体力が不安→キツいのは最初の1ヶ月
仕事に復帰する1番の不安は、キツさではないでしょうか。
今の生活にプラスして仕事をしてやっていけるのかな…という体力的な不安。
ブランクが長いとその分体力も落ちているものです。
確かに仕事に復帰すると、それまでの生活とはガラッと変わるのでキツいのは間違いありません。
ただ最初の1ヶ月頑張れれば大丈夫です。
逆に1ヶ月頑張れない場合は仕事選びに失敗した可能性があるので、無理はしないでくださいね。
内向的な性格なのに接客業を選んだり、じっとしているのが苦手なのに静かな事務所に座りっぱなしのオフィスワークを選んだりしないこと
通勤経路に注意 立ちっぱなしで通勤するなら1時間以内。でもできるだけ通勤時間は短くなる場所を選ぶ
この2点を守って復帰先を選べば大丈夫です。
不安3.結局すぐ辞めることになったらどうしよう→ダメだったら次の仕事を探せばいいだけ
再就職して不安になるのが、結局長続きしなくてやめることになったら申し訳ない…ということ。
ブランクが長いせいで仕事に慣れることができなくて結局すぐやめちゃったとなるのが怖いというのももっともです。
でも極端に聞こえるかもしれませんが次を探せばいいだけなんです。
ダメな仕事の条件がわかったと考えて、ダメだったらより働ける環境の職場を探すことができると考えてください。
ブランクがあっても再就職する3ステップ
ブランクがあって就職するには何からしたらいいか悩んでしまうという貴女、ぜひわたしのおすすめするこの3ステップで進めてみてください。
- できること、できそうなことを洗い出す
- 働き方を考える 派遣社員が絶対正社員がいいのか
- 転職活動を開始する
1.自分ができること、できそうなことを洗い出す
得意なことでなくても大丈夫です。
貴女ができること、できそうなことを考えてみてください。
- 接客は性格的にどうか
- 立ち仕事はどうか
- ずっと座りっぱなしの仕事は?
- 細かい作業はできるか
- 静かなオフィスにいるのは苦痛ではないか
- タイピングは意識しなくてもできる
- データ入力は得意
- 人と話す、売り込むのは苦にならない
など貴女が無理せずできることを洗い出してみてください。
好きなことではなく「できること・ちょっと頑張ればやれそうなこと」を考えてみてください。
家庭がありながら仕事をするのは、今思っている以上に大変です。
だからこそまず自分の特性を知って「できるだけ努力しなくてもできること」をチェックしてみてください。
適職を見つけるため!圧倒的じぶんの長所、短所を知って1分でアピールする診断5つ
参考2.派遣社員か絶対正社員かを考える
次に雇用形態を考えてください。
絶対に正社員じゃないとダメですか?派遣社員じゃないとダメなケースもあります。
もし正社員じゃないと恥ずかしい…というくらいの考えで正社員を選ぼうとしているのなら、ちょっとよく考えてみてほしいです。
貴女が得たいのはどんな生活ですか?
正社員のメリット
正社員のメリット
- やめさせられにくい
- 厚生年金なのど社会保険がある
- 長く働ける
- 社会的安心感
そのかわり正社員にはデメリットもあります。
- 仕事の責任が重い
- 異動で仕事内容、働く場所が変わる
- やめづらい
異動については、引っ越しするほどではない距離で働く場所が変わることがあります。
支所、支店の異動ですね。
また社内のつきあいも多くなり、バリキャリの女性が家庭を犠牲にして働いている会社だったりすると貴女だけ定時で帰ったり飲み会不参加がしにくかったりします。
完全に女社会のしがらみですが、正社員で仕事復帰となるとこういったリスクがあるんです。
ただ正社員という安心感は大きいので、本格的に仕事に復帰しよう!と思っている場合は正社員での再就職をおすすめします。
派遣社員のメリット
世帯収入があり、あくまでも家庭を大切にして適度に仕事をしたい場合派遣社員もアリですよ。
独身高齢一人暮らしで派遣社員だとちょっと…となりますが、家族があり主たる収入が確保されている状態なら派遣社員で働くというのはそんなに悪い選択ではありません。
メリットとして
- 勤務地を選べる
- 仕事内容も事前にはっきりとわかる
- ダメならすぐ次を探せる
ということが挙げられます。
勤務地が選べ、仕事内容が事前にはっきりわかるのはかなりのメリット。
じつは収入も正社員とあまりかわりません。
デメリットは
- 更新が3ヶ月ごとと短いと長く働けない
- 代替要員だと用が済むと容赦無く切られる
- 交通費が自腹
産休社員の代わりという需要もあるため、長く働こうと思ってもできない面が大きいです。
無期雇用転換制度もできましたが、無期雇用に変わる前に契約終了となることが多いようです。
ただ仕事ぶりが認められるとそのまま正社員になるというルートも珍しくないので、家庭の収入がしっかりしていて家計のたしに働くのであれば派遣社員はおすすめです。
3.転職活動を開始する
自分にできそうなこと、できることがはっきりとし、ぼんやりとでも正社員・派遣社員の違いがわかったら転職活動開始。
いきなりガツガツしなくても大丈夫。
最初はほんのちょっとしたことです。
- 転職サイトに登録する
- 転職エージェントに相談に行く
- ハローワークなど公共サービスを利用する
どれもちょっとお出かけするくらいの労力です。
自分のペースでできる。転職サイト
まず今手元にあるスマホですぐできるのが転職サイトの登録。
いきなり転職したい仕事を検索してもいいんですが、
- どんな仕事があるか眺めてみる
- 空き時間に履歴書や職務経歴書欄を埋めていく
という2つのことから始めてみてください。
職場から離れてブランクがあると、求人情報そのものが新鮮です。
そして空いた時間にMyページに、名前やこれまでの経歴、資格などを入力してプロフィールを充実させていってください。
とらばーゆはガス抜きしながら自己PRとか好きなこと答えて自己Pとか、自己PRをカンタンに作成できるツールがあります。
リクナビNEXTはグッドポイント診断という性格診断にちかい適職診断が使えます。
どっちも利用すれば自己分析も自己PRもできてしまいますよ。
こちらの記事で、さらに貴女の強みを見つける方法をご紹介しています。適職を見つけるため!圧倒的じぶんの長所、短所を知って1分でアピールする診断5つ
正社員を目指すなら転職エージェント
仕事をやるイメージがでてきたら、転職エージェントに登録してみてください。
- リクルートエージェント
- パソナキャリア
- マイナビエージェント
などは全国に支店があります。
貴女の行きやすいところに転職エージェントの支店があったらラッキー。
転職エージェントは利用が無料、そして再就職したいんだけど私のスキルでもできるかな?という相談を歓迎しています。
つまりまだ再就職したい仕事が決まっていなくても相談に行っていいんです。
もっとぶっちゃけると相談だけでも利用してOK!
キャリアの棚卸しやブランクのある再就職についての求人情報なども聞けます。
転職エージェントは担当者の相性が大切。
頼れる人担当者を見つけたら、本音をぶつけて理想の転職先を探してもらってください。
転職エージェントについては以下の記事を参考にしてくださいね
リクルートエージェントは転職相談だけで利用してもいいの?賢く利用する方法を徹底解説
【正社員希望必見】パソナとパソナキャリアの違いを知らないと派遣を紹介されるかも
マイナビエージェントは転職相談だけで利用してもいいの?賢く利用する方法を徹底解説
ハローワークなど公共サービスを利用する
ハローワークもちょっとのぞいて見てください。
自治体がやっている就職サポートサービスがハローワークで、聞いたことがある人も多いと思います。
ハローワークは求人も見られるし、就職相談にも乗ってもらえます。
ハローワークはブラックな求人案件もよくあると聞くので、転職エージェントとあわせて使ってみてくださいね。
東京都に住んでいる、東京都に勤めたい人は女性の再就職支援サービスを利用が激おすすめ。
まず相談会でプログラム詳細から聞くことができるので、ピンときた人は行ってみてください。
再就職で悩む女性必見!東京都がやってる「女性仕事応援テラス」を使うべき5つのメリット
再就職はカンタンなことからスタートでOK!
ブランクがあっても再就職は大丈夫。
スタートはカンタンなことから始められます。
不安は行動していない時に沸き起こるもの。
誰しもが久しぶりに仕事をする、新しい環境で仕事をする、となったら不安です。
でも不安をぬぐえるのは貴女自身の行動だけ。
楽しくとは言いませんが、貴女らしく、貴女のライフスタイルを彩る仕事に出会えることをお祈りしております。