アパレル業界の転職サービスでファッショーネって見つけたけど、実際どうなの?
アパレル特化ってあまり有名じゃないからちょっと不安になりますよね。
アパレルって体育会系で入れ替わりが早い業界だしノルマのきつそうだし、どこも取り扱わないようなブラック企業の求人を投げ売りのようにバンバン紹介しているだけでは…?って考えちゃいますよね。
結論、利用は無料なので使ってみてヤバい、ハズレだ、と思ったらやめればいいだけの話なんですが、それでも実際利用する前にはリスクを知っておくことが必要。
悪評があるところならなおさらです。
役員秘書として情報収集と裏事情の分析をしてきたわたしが、ファッショーネの実際のところを調査・検証してみました。
上司(役員)に報告できるレベルでまとめていますので、そろそろ違うブランドで働きたい、アパレルでキャリアアップしたいな、という人でクファッショーネが気になる貴女!
ぜひ不安を解消してくださいね。
ファッショーネの評判の種類とその理由
ファッショーネは利用者がアパレル業界で働きたい人にに限られるため、ミスマッチなどの悪い評判はありませんでした。
ネット上の生の声は信憑性が怪しい人もいるので実際の引用はさけますが、評判は大きく分けて2つにわけられました。
- ファッショーネの担当者の対応がイマイチ
- ファッショーネで求人を紹介してもらえなかった・求人の質が悪い
の2つです。
それぞれの口コミ評判についての真偽を検証してみました。
ファッショーネの担当者の対応がイマイチ
- ファッショーネの担当者がそっけなくて対応が冷たかった
- ファッショーネの担当者の対応が遅くて、対応を後回しにされていると感じた
などのファッショーネ自体のことではなく担当者に対する苦言ですね。
担当者への不満というのは、人間関係の問題なので多少はありえます。
でもどうしてこういう口コミが出てきたのかを検証してみたところ
- ファッショーネはアパレル業界経験者向け
- カウンセリング自体は誰でも受けられる
という2点が理由のようです。
ファッショーネはアパレル業界に特化した転職支援サービスをしていますが、内容は業界経験者向け。
だから未経験でアパレル業界にいきたいと思った人や、最近ではアパレルと関係ない仕事をしていた場合、担当者も紹介できる仕事がないためそっけない対応をせざるを得なくなります。
またファッショーネはまず仮登録をしてからカウンセリングという流れになるのですが、アパレル業界未経験でもOKとしています。
理由は日々求人状況は変わり、未経験OKの案件も取り扱っているから。
ですが、アパレル業界で働きたいけど接客業とかだよね、という業界知識があまりない状態でカウンセリングに行くと、ほんとにアパレルで働く気があるのかな?と思われてしまうんです。
だからファッショーネにまともに相手されなかった、という気持ちになってしまうのです。
ファッショーネで求人を紹介してもらえなかった・求人の質が悪い
アパレルに特化しているファッショーネの求人の質がよくないという声もありました。
求人の質がよくない、紹介してもらえなかった、という声の原因は、
- ファッショーネは即戦力を求める求人が多い
- 販売員の求人が多い
という2点が挙げられます。
ファッショーネは即戦力を求める求人が多い
アパレル業界は動きが早く、スピード感があるため人材育成に時間をかけていられない傾向にあります。
だからこそ企業はファッショーネに採用を依頼しています。
経験がなくてもOKな職種もあり、ファッショーネも未経験のアパレル転職を応援しますとは書いてありますが、数が非常に少なく希望にあうものが見つかりにくい傾向にあるんです。
そのため希望する求人を紹介してもらえなかった…という口コミに繋がってしまっているのです。
ファッショーネは販売員の求人が多い
アパレル業界の特殊性から、全く関係ない仕事からアパレル業界へ転職するというのはとても厳しいです。
ファッショーネはアパレル業界のあらゆる職種を取り扱っていますが、業界として必要とされる多くは店頭販売。
- デザイナー
- パタンナー
- プレス
- EC運営(オンライン販売)
- 営業
- MD(マーチャンダイジング)
- VMD(ビジュアルマーチャンダイジング)
など専門性を求められる仕事も多いのですが、3年以上の実務経験が必要だったり実績が求められたり、少数精鋭な職種です。
現状アパレル業界へ未経験から入るには、販売員からスタートということが一般的。
だからファッショーネの求人の質が悪いのではなく、アパレル業界に特化した求人を取り扱っていたら販売職が多くなった、というのが実情ですね。
ファッショーネの転職サービスまとめ ここだけ見れば大丈夫
ファッショーネがどんな転職サービスをしているか、思っていたサービスと違っていないか確認です。
ファッショーネならではのサービス注意点もあるので、失敗しないようにぜひ知っておいてください。
ここだけ見ればポイントは全部押さえられます。
ファッショーネを使うべき人
- 1年未満でもアパレルで働いたことがある人
- ファッションだけでなく、インテリア・下着・バッグや時計、アクセサリーもOK
- アパレルの希望職種で働いた経験がある
- 働きたいブランドがはっきりしている人
- アパレル業界でキャリアアップしたい人
ファッショーネはキャリカウンセリング時に働きたいブランドを伝えると、求人を探してきてくれます。
今いるブランドから別のブランドに写りたい、別のブランドを管理している会社に転職したい、店頭販売員としてキャリアアップしたい、という方には最適です。
ファッショーネで仕事を見つけられる地域
ファッショーネの本社オフィスは渋谷のヒカリエ。
取り扱っている求人の地域は関東圏のみです。
ただし関東圏に引っ越し予定で、関東圏でアパレルの仕事を探したい!という人には電話でのカウンセリングで対応してくれます。
日本のファッションの最先端、東京を中心とした首都圏でアパレルの仕事を探している人は要チェックです。
1ヶ月内定も可?ファッショーネのサービスの流れ
まずはネットから
登録はカンタンですが、経歴やスキルはめんどくさがらずに思い出せるだけ全部入力しましょう。
ファッショーネのアドバイザーのインタビューを受ける
ファッショーネではカウンセリングといわずに「インタビュー」と言います。
- 希望ブランド
- 希望する働き方
- 勤務条件
を聞かせてください!という意味でインタビューなんですね。
また、転職するかはっきり決まっていなくても、インタビューを受けられます。
アパレル転職の進め方や市況感、業界動向など転職に迷っている時に相談できるとタメになりますよね。
担当者との相性や、ファッショーネのやり方が自分にあっているかもこの段階でチェックしてくださいね。
ファッショーネのアドバイザーに求人を紹介してもらう。
ファッショーネには非公開求人ももちろんあります。
またファッショーネのWebサイトで働きたいブランド検索ができるので、先に働きたいブランドの求人チェックすることも可能。
好きなファッションのテイストや得意な分野(インテリアとか雑貨とか)に沿った内容の求人や、あなたの経歴を活かせる求人など、インタビューの内容によって紹介される求人にぴったり率は変わってきます。
※貴女に合う求人があればインタビューの時に見せてもらえます。
ショップ見学
インタビュー時に気になるショップを紹介されたら、インタビュー後にそのままショップ見学にいけます。
実際にお店を見ると、スタッフの体育会系具合、先輩の注意の仕方、雰囲気などを知ることができますよね。
ファッショーネが面接設定&対策!
ファッショーネ側で
- 応募書類提出
- 面接の日程調整
- 面接結果の連絡
をすべてやってくれます。
条件交渉などはファッショーネに任せて、面接では人や社風、大切にしていることなどをしっかり聞いてくださいね。
jin_icon_arrowbottom color=”#e9546b” size=”20px”]内定獲得!
ファッショーネを通して採用かどうかが知らされます。
- 初出社の日程
- 勤務条件の交渉
- 給料や年休の日数
といった入社条件を吟味したのち、入社が決定します。
また入社後のサポートまでファッショーネが請け負ってくれるので、安心です。
もし内定を辞退したい場合もファッショーネの担当者に伝えるだけで大丈夫。
ファッショーネがダメならもう一社で理想の仕事が見つかりやすくなる
ファッショーネは使えるサービスですが、
- 取り扱い地域が首都圏特化であること
- インタビュー(就職相談)の場所が渋谷のみ
- 店頭販売員の求人が多い
という部分がネック。
地方や関西、中部の都市部で働きたい方は、クリーデンスを使う方をおすすめします。
また、ファッショーネを利用してみたけど担当者と合わない、自分にあった求人がなかなか紹介あれない、という場合もクリーデンスがあります。
転職サービス2社掛け持ちでサービスを比べることが多いですが、アパレル業界は忙しく求人の回転もスピードが早いので比べてる時間もないのが現実。
だからもしファッショーネがダメだな、と思ったら早めに見切りをつけてクリーデンスへ登録してみましょう。
どこの転職エージェントがいいとか口コミや評判は、結局個人の意見であって貴女の正解ではありません。
担当者と貴女との相性がいい、ストレスなく転職活動ができそうなサービス、それが貴女の正解です。
アパレルの販売スキルや培えるセンスは、女にとって一生モノ。
プライドをもってイキイキと働けるアパレルキャリアを積み上げていくお手伝いになれなれば幸いです。