JACリクルートメントとビズリーチ、どちらもハイクラス向けの転職サービスだけど、どんな時にどっちを選ぶべきなの?て迷いませんか?
転職でキャリアアップを狙う女性に適した転職サービスなんですが、できればより女の転職に強い転職エージェントを選びたいですよね。
そこで転職経験アリ、現職で役員サポート事務(秘書)をしている私の視点でJACリクルートメントとビズリーチを徹底的に比較してみました。
上司に報告できるレベルで調査しまとめていますので、ぜひ貴女のキャリアの役に立ててください。
JACリクルートメントとビズリーチ比較表
まずはJACリクルートメントとビズリーチのサービスをまず一覧にして比較してみました。
JACリクルートメント | ビズリーチ | |
運営会社 | 株式会社ジェイエイシーリクルートメント | 株式会社ビズリーチ |
設立年 | 1988年3月7日 | |
運営会社の資本金 | 6億1,950万円 | 21億210万円 |
転職サービスの種類 | 人材紹介サービス | 転職情報サービス |
公開求人数 | 約15,000件 | 約109,000件 |
非公開求人数 | 非公開 | 非公開 |
利用料金 | 無料 | 一部有料あり |
キャリア面談は土日対応? | 平日19:30まで | 面談サービスなし |
利用者層 | 管理職・専門職などのハイキャリア | 管理職・専門職などのハイキャリア |
取扱地域 | 幅広く全国 海外にグループ会社アリ | 全国(国内中心) |
スカウトサービス | アリ | アリ |
プライバシマーク | アリ | アリ |
転職成功特典 | ナシ | お祝い金制度あり |
サービス店舗 | 全国9箇所に拠点 | 東京本社のみ ※店舗サービスはなし |
公式HP | http://www.jac-recruitment.jp/ | https://www.bizreach.jp/ |
※2019年6月時点 公式HPの表記に基づく比較表です。
見逃せないポイントは
- サービスの違い
- 求人の質
- 登録から転職までの流れの違い
の3点です。
それぞれくわしく説明しますね。
まずチェック!JACリクルートメントとビズリーチのサービスの違い
JACリクルートメントとビズリーチは、同じ企業の中核を担う即戦力となるハイクラス向けの転職サービスです。
が、両者のサービスには大きく違いがあります。
JACリクルートメント | ビズリーチ | |
サービス形式 | 人材紹介サービス | 転職情報サービス |
転職相談 キャリアカウンセリング | アリ | ナシ ※ただしヘッドハンターと相談はできる |
利用料金 | 無料 | 有料アリ |
キャリア面談があるのはJACリクルートメント
JACリクルートメントは「人材紹介サービス」なので、キャリア面談の上貴女にぴったり会う求人を紹介してくれるサービスです。
面接の設定や応募、入社交渉までJACリクルートメントが行ってくれます。
対してビズリーチは「転職情報サービス」なので、ビズリーチの担当者が貴女と面談をしてくれることはありません。
有料サービスがあるのがビズリーチ
そのかわり貴女はビズリーチに登録することで
- 求人がみられる
- 職務経歴書を公開することで、スカウトやヘッドハンターからオファーがくる
というメリットがあるんです。
ビズリーチは求職者と採用希望企業、それぞれがサイト上でマッチングするというサービスなんです。
サイト上のすべてのスカウトの閲覧、応募、返信、ヘッドハンターへの相談を使うには、プレミアムステージへの登録が必要。
有料だからこそ、利用者にも企業にも公平はサイトが運営できるという理念で有料設定されています。
紹介してくれる企業の質で比較!どっちが良い?
質という点ではJACリクルートメントとビズリーチを比較すると
- 数ではビズリーチ
- 企業の内部調査という点ではJACリクルートメント
とそれぞれに軍配があがります。
求人の数ではビズリーチ
転職情報サイトなだけあって、取扱求人数はビズリーチの方が上。
この数をどう使いこなすかは登録した人次第、ということになります。
有料サービスがあるので、求人をすべて無料ではみられません。
ただしビズリーチは利用者として登録者(転職希望者)からも料金をとることで、求職者と求人企業とのバランスをとっています。
求人企業にのみ媚びた作りにしない、という点が求人の質を左右するポイントですね。
企業を直接訪問し、質を担保しているJACリクルートメント
JACリクルートメントは人材紹介サービスの会社なので、採用したい企業から料金をもらうビジネスモデルです。
だから企業がどんな人材を求めているか、どんな企業風土なのか、を直接企業を方面してチェックしています。
ただあまりにもブラック企業だったり、条件の悪い企業は希望者がきませんし無理に転職させても早期離職に繋がってしまいます。
そうすると転職した人も企業も損。
だからJACリクルートメントが間に立ち、転職希望者と採用企業、どちらもWIN-WINになるように中立しているんです。
だから1社1社の求人内容や企業風土は、JACリクルートメントは熟知しています。
つまり求人の質はJACリクルートメントが保証しているという意味で、安心なんです。
JACリクルートメントとビズリーチ 登録から転職までの流れの違い
転職相談があるかないか、人材紹介サービスか情報サイトかの違いで登録から転職までの流れも変わってきます。
利用の流れを比較
JACリクルートメント | ビズリーチ |
①サービスに申込 | ①サービス申込 |
②求人情報の確認・サービスの連絡 | ②求人検索 |
③アドバイザーと面談、転職相談 | ③企業と直接やりとり |
④案件紹介・書類添削・面談対策 | ④ヘッドハンターに相談、サポートを受ける |
⑤応募・選考 | ⑤面接する企業をきめ、選考に臨む |
⑥内定 | ⑥内定(入社日交渉などは自分で) |
⑦アフターフォロー 退職・入社サポート | ⑧ビズリーチからお祝い金をもらう |
サポートが親身で丁寧なのはJACリクルートメント
JACリクルートメントに軍配です。
JACリクルートメントは、抱えている案件が少ない分、一人一人の求人、案件に丁寧に対応しています。
また入社日の設定や、給与交渉もJACリクルートメントに頼むことができます。
対してビズリーチは情報サイトなのでこちらからアクションするかスカウトがこないかぎり転職活動は進みません。
ビズリーチに登録しているヘッドハンターでいい人を探し、相談すれは職務経歴書の添削などを頼むことはできます。
複数のヘッドハンターに依頼することもできますが、応募状況や選考の進捗管理は自分で行わないといけません。
めんどうな作業は人に任せたい、相談とサポートを受けながら転職活動をしたい人はJACリクルートメントのサポートがベストですね。
人に口出しされずに自分のペースで転職活動するならビズリーチ
ビズリーチは相談やサポートはありませんが、転職活動すべてを自分のペースで行うことができます。
どのヘッドハンターに頼むか、どのスカウトを受けるか、求人を検索して応募するのか、すべて自分次第。
ヘッドハンターはビズリーチの人ではないので、変更も次の人を探すのも自分でできます。合わないヘッドハンターやうざい・しつこいヘッドハンターはブロックすることも可。
だから人の意見に振り回されたくない人、自分のペースを大切にしたい人ビズリーチがベストです。
ビズリーチはスカウト型の転職サイトのため、転職活動がバレやすいというリスクがあります。
詳細に自分の経歴を掲載することでよりよい案件が集まってきますが、その分バレやすくなるんです。
つまりどっちが女の転職向き??
JACリクルートメントとビズリーチそれぞれ特徴がはっきりしてきました。
一概にどちらが女の転職向き!とは言えないのですがライフスタイル別に女性向きなのはどちらか検証しました。
今の仕事の裁量があり、プライベートに時間の余裕がある
ビズリーチが○
あなたの希望にあうものを検索したり希望のスカウトに応募し、自分で取捨選択していく転職スタイルがビズリーチなら可能です。
今の仕事量を自分である程度コントロールでき、プライベートの時間を取れる人はビズリーチでご自分のスキル・経験を発揮していい求人を見つけてください。
あれこれと世話をやかれるよりも自分で情報を取捨選択していきたい人にはビズリーチですね。
キャリア志向のシングル、子どもがすでに手がかからなくなった人はビズリーチがいいですよ。
今の経験を生かして給与UP・キャリアアップを狙うならビズリーチ
仕事もプライベートも多忙 とにかく時間がない人
JACリクルートメントが◯
時間がないからこそ、サポートを頼めるJACリクルートメントがベストです。
忙しいからこそ、捻出したキャリア面談の60分は無駄になりません。
譲れないポイントを担当者に伝え、応募や面接日の設定、入社条件の交渉はJACリクルートメントに頼みましょう。
秘書を使うイメージで、JACリクルートメントを利用してください。
まだ子どもが小さくて公私ともに忙しい人、プライベートをなくすほど働いているのに評価されない女性はJACリクルートメントですね。
今の忙しすぎるライフスタイルを変えたいならJACリクルートメント
まとめ JACリクルートメントとビズリーチの違い
JACリクルートメントは人材紹介サービスで、キャリア面談あり。
ビズリーチは情報サイトでキャリア面談なしで、サイト利用は有料。
自分のペースを大事にするのか、サポートや提案を重視するのか。
JACリクルートメントとビズリーチの違いは大きく上記3つでした。
この違いがあるからこそ、両方使ってみるのも賢い選択肢
キャリアややってきた仕事に自信がある貴女だからこその転職、ぜひ成功させてください。