コールセンターの仕事、けっこうキツい仕事なんですよね。
電話とってるだけで簡単と思われがちなコールセンターの仕事ですが、、実際やってみるとずっと続けるのは無理だなと実感し金融業界へ転職しました。
コールセンター業務から異業種へ転職したわたしが、
- コールセンターの仕事でキツかったこと
- コールセンタやめてかわったプライベートビフォーアフター
- コールセンターの仕事からの転職成功のコツ
をお伝えします。
今のまま仕事を続けるとどうなるか、転職するとどんな人生が待っているか、あなたにも当てはまる部分があるはずです。
コールセンターをやめたいと思ってるあなた、今の仕事ずっと続けてこの先楽しく生きられますか?
転職して自分を変えてみようかな…と思った時が転職活動をはじめるベストタイミング。
その気持ち、運命の職場がみつかる合図かもしれません。
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長すぎる拘束時間がみせたもの コールセンターをやめた理由
わたしがしていたのは、コールセンターのスーパーバイザーと呼ばれるスタッフ管理の業務を行なっていました。
コールセンターをしていてつらかったエピソード
私自身スーパーバイザーと呼ばれる、コールセンターのスタッフを管理する業務を行っていました。
辞めた理由は大きく2つ。
- 人間関係が本来業務を圧迫していた
- 拘束時間に対する給与面の不釣り合い
女が多いコールセンター 人間関係の問題がおおかった
1つ目の人間関係が本来業務を圧迫していたという内容ですが、
コールセンターの職場は女性比率が高いため、女性スタッフ同士での内輪での揉め事(嫌味、妬み)の相談が毎日、それも複数ありました。日常茶飯事というやつです。
女同士の揉め事に精神的に疲弊する事が多々あったのです。
Aさんからは
「Bさんのお客様への対応方法は教えられた内容と違うのではないか?」と一方が声を上げると、
Bさんからは
「Aさんは成績が悪いから、私のやり方を否定している。私自身仕事のルールに反した事はしていない。」とすかさず反論。
Aさん、Bさんどちらかの肩を持つと相手方の避難を浴びる事は日常茶飯事でした。
”あちらを立てればこちらが立たず”という言葉がありますが、まさにその通り。
仕事ではなく、お互いが納得するような解決糸口を見つけないと女同士の争いは治りません。解決に奔走して、時間だけが過ぎていました。
コールセンターは拘束時間が長いのに給料が安い
コールセンターは拘束時間に対する給与が不釣りだと感じていました。
コールセンターって基本的に
- 土日祝出勤は当たり前
- 3交代のシフト制
という勤務体制です。
コールセンターは24時間体制なので、早番(午前中から夕方まで)や昼番(昼間から夜間まで)遅番(夜間から翌朝まで)というシフトを順番に対応することになるのですが、正直なところシフトはあってないようなもの。
”自主的に早く出勤して準備に取り掛かる”というレベルではなく、早番であっても残業3時間、遅番であっても2時間前の早出が常態化しており、毎日11時間以上会社にいました。
当然、労働基準法の名のもとにタイムカードで出退勤を管理されていましたが、タイムカードを打ち忘れたことにして、残業や早出は”なかった事”として仕事をするのが当たり前になでした。
残業時間に関しても表向きは月間上限時間が決まっていたものの、実態はタイムカード上の残業時間+20時間程度は超過勤務をしていました。
更に上司からは
「今月余計に働いた分は来月の残業として申請すればいい」
と言われますが、実際にそれは認めらません。
結局翌月も同じような超過勤務をしていたため、残業代の回収も出来ないままでした。
年間のブラック残業は120時間を超えていたものの証拠も残らないため泣き寝入りに近い形です。
これら2つの理由が辞めた理由ですが、トラブルは多かったものの社員間の仲は良かった事だけが”救われていた”と感じる要素でした。
コールセンターをやめる決定打 実際にあった私生活への悪影響
コールセンタの仕事で長時間働いていると、私生活にも取り返しのつかない悪影響がありました。
不規則で長い勤務時間から恋人と別れた
まず”朝起きて夜眠る”という当たり前の生活から縁遠くなりました。
深夜に帰って寝るだけ、起きたら慌てて出勤するという生活だったため、一般的な平日9-17で勤務している友人と遊んだり食事に行ったりする機会が圧倒的に少なくなりました。
こういった生活リズムが影響して、当時お付き合いしていた方とのコミュニケーションも薄れることとなり結果的に別れる事となったのも悪影響でした。
余計な出費がかさみ、貯金もできない毎日
また”終電を逃す”ということで無駄なタクシー代を支払ったり、
疲れ果てて帰るため食事を作りたくないが故にファミレスでの外食も多く、普通に生活するよりも無駄な出費が多かったと感じました。
休みの日に関しては、疲れて昼過ぎに起きて、溜まった洗濯物を片付けて部屋の掃除をするだけで夕方になることも少なくなく、自己管理の甘さもあったと思いますが無為な休日になることも多く「時間の浪費」だったと感じています。
コールセンターをやめて転職!就職先の決め手と生活の変化
仕事で私生活をつぶされるのはもう嫌だ、という思いで転職活動をはじめ、金融業界に転職をすることができました。
ここなら大丈夫だ 転職先の決め手
コールセンターの仕事でつらかったことを踏まえ、金融業界に就職をきめたもっとも大きな理由は2つ。
- 人間関係のしがらみが前職より少ない事
- 勤務時間が一定
コールセンターの仕事では人間関係や拘束時間といった”時間”という要素に対して、色々な問題が発生したんですよね。
そのせいで自分自身のプライベートにも影響が出てしまっていたため、自分の生活リズムが正しくなることで失ってしまった”時間の浪費”を少しでも取り戻したいという気持ちが最も強かったです。
転職成功でガラリとかわったプライベート
まず出勤時間が平日の9-17時になったことで、私生活で使える有効な時間が増えたと感じています。
月間残業は10~20時間以内に収まるため、遅くとも19時までには退社出来ているので、
- 自炊をする時間が作れたこと
- ・掃除や洗濯などの家事も当日に済ませられること
- ・ドラマやバラエティ番組を録画ではなくリアルタイムで見るようになったこと
- こういった生活リズムの激変にはビックリしました。
また、時間的な余裕ができたことで友人と遊んだり食事に行く時間が出来たことで今までしていた”お断り”の返事が心苦しくなくなったことも良くなったと感じています。
また、転職に向けて取得した資格があったことで転職時の面接でプラスとなり、給与待遇の面で若干ではあるものの好条件に繋がったことも、残業代に依存した生活から脱出に一役買ってくれて努力した甲斐があったと感じています。
職場も以前と真逆の男性社会であることからも
人間関係において足を引っ張り合ったり、陰口を叩くといったギスギスした環境ではなくなったため、無用なストレスから遠ざかることが出来た点も転職して良かったと感じています。
コールセンターからの転職 成功のためのポイント
つらい仕事を続けながらの異業種への転職は大変でした。
転職を成功させるための対策
まず、自分がどういったスキルや資格を持っているのかを再度棚卸しするところから始めました。
「何が出来て、何がしたいのか」を明確にしたうえで、転職する業界を決めました。
その上で、苦労したことは「最低限自分が守りたい暮らしのレベルを見定めること」です・
職種や給与といった条件を絞っていくと、どうしても成り立たない点がでてきます。
例えば
- 給与を重視すると勤務場所に支障が出る
- 職種を限定すると給与に響く
ということです。
何かの条件に特化した求人を探しても、なにかは叶わない、わけです。
そこで最低限自分が守りたい暮らしのレベルを見定めることで、なにを自分は一番大切にしたいのかを確認してみました。
方法は家計の見直しによる徹底的なコストカット生活です。
具体的にはやったことは
- 外食中心だった生活から自炊中心に切り替え
- 着ていない服や靴などを個人販売で処分して、生活をスリムにする
- スマートフォンのプランを格安SIMに切り替える
- 自分のショッピングローン金額を明確にして支出を抑える
これらを行ってみて、最低限どれだけのお金でどこまでの生活レベルに耐えられるかを検証してみたんです。
家計のコストカットは我慢だけじゃなくメリットもあって、節約し浮いたお金を自分のスキル磨きのために投資したんです。
結果として通信系のスクールに通って転職先の業界にとって有利な資格を取得でき、面接時のアピールにもなって一挙両得でした。
転職活動の注意点
「辞めたい」と思った時、本当に辞めたいか自問自答して欲しいと思います。
転職自体が人生の大きな一歩だと思いますし、人生を左右することもあります。
一時的なネガティブな感情でなければ、まず今の職場で解決できる問題かどうか明確にした上で”転職を目指す”というステップを踏むべきだと思います。
わたしが試したスキルの棚卸しや、条件のみきわめには、転職エージェントを使うのが賢い方法です。
転職の定番であるリクルートエージェントは相談だけでも受け付けてくれるので、スキルの棚卸しを手伝ってもらうのに最適です。
また、誰もが知る王道サイトリクナビNEXTはさまざまな求人をみることができるので、どんな仕事がどんな条件でいくらくらい給料をもらえるんだろう、ということを知るのにめちゃくちゃ役立ちます。
どれも無料ででき、いまの生活をかえる最適な1歩です。
無料の会員登録、こんな簡単なハードルが超えられないなら、あなたはまだコールセンターの仕事をやめたくないのでしょう。
転職はやめておいたほうがいいですよ。
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