今回は専門学校の講師の仕事をやめた体験談です。
やはり学校関係は独特のつらさがありますね。
やりがいのある仕事と思われがちですが、実際やってみると対応のむずかしさと多忙さにてんてこまいの日々。
とても苦しくなったため研究機関へ転職しました。
専門学校の講師から研究機関へ転職したわたしが、
- 専門学校の講師の仕事でつらかったこと
- 転職してかわった生活ビフォーアフター
- 転職成功のコツ
をお伝えします。
今のつらい気持ちのまま仕事を続けるとどうなるか、転職するとどんな人生が待っているか、あなたにも当てはまる部分があるはずです。
やめたいと思ってるあなた、今の仕事ずっと続けてこの先楽しく生きられますか?
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専門学校の講師をやめた理由 つらくて仕方がなかった
わたしは講師のほかに担任ももっていました。
専門学校の講師をやっていてつらかったこと
講師の他に担任の仕事もしていたんですが、生徒の中には不登校をしたり態度が悪い学生もいました。
態度に問題がある生徒のの応対はとても難しかったですし、心ない言葉でわたしが傷つけられることもありました。
また、専門学校なので生徒に資格の取得をさせなければならなかったのですが、生徒をやる気にさせて資格試験を合格に導くのはなかなか難しくて悩みました。
しかもわたし自身は持っていない資格を勉強しながら教えないといけないこともあり、その場合には平日の夜や週末に猛勉強しないといけなかったのですごく大変でした。
自分自身が理解できるための勉強にプラスして、学生に教える為の方法を模索するのに苦労した記憶が消えません。
また相手が学生でしたので、生徒の勉強につきあって残業することも多かったのですが、残業手当は付きませんでした。
働いても残業代がつかないというのは精神的にもつらかったですし、家族にも理解されずとてもつらかったです。
さらに学校行事を取り仕切ったり、準備するのも仕事だったので大変でした。
それから夏休みなど、学生が休みになる時期には学校の手入れ(壁などのペンキ塗りなど)も仕事となり、肉体的つらかったのを覚えています。
キツイ割には給与は安くて、休みもなかなか取れずに本当にきつかったです。
専門学校の講師がつらすぎて私生活に悪影響が
当時35才で結婚もしていたのですが、サービス残業が多かったので家事にも影響が出て、特に夕食の準備が大変でした。
また学生との関係が良くない時には精神的に辛くて、仕事をしている時間以外にもつい考えてしまい辛かったです。
授業の準備や特に持っていなかった資格を教えた際には、特に私生活を犠牲にして勉強をしていたのでキツかったです。給料も増えないのに何やってるんだろう…と。
給与も安く、金銭的な余裕もなく、時間の余裕もなく、私生活においてもまったく余裕がない日々でした。
すぐにでも辞めたい気持ちはありましたが、その一方で可愛い生徒たちとのやり取りが楽しかったり、学生たちを途中で投げ出すことには躊躇する気持ちがあって、すっぱりやめる決断もできずに悩みました。
やめたいけどやめられない、そんな生活を数年続けていたら、体調も悪くなってしまいました。
学生たちのことを考えたら休むこともできすに出勤していたら、体調がすぐれなくなってきたんです。そこで学生たちの卒業の時期に辞めることを決意しました。
つらかった専門学校の講師をやめて転職!仕事をえらんだ決め手と生活の変化
専門学校を35才でやめて転職した先は研究機関。
同じつらさを味わわないように転職先を選んだ決め手と、転職してかわった生活の変化についてお伝えします。
専門学校からの転職先に研究機関を選んだ理由
転職先を選んだ理由① 待遇
待遇が良いこと(例えば給与が良いことと、休暇の種類が色々(夏季休暇、半休、時間休など)あること)に惹かれました。
職場が近かったのも決め手のひとつです。通勤に時間がかかってしまう職場は家族との時間がへるので避けたいと思っていたので。
転職先を選んだ理由② 興味のある仕事の求人がちょうどでていた
それから研究機関の仕事内容にも興味があって、やってみたいと思いました。
ちょうど前職を辞めるタイミングで募集が出ていたのも大きな理由の一つです。
その研究機関には以前から興味があったのですが、辞めるタイミングで募集が出ていたので、是非受けてみようと決めました。
脱辛い仕事 転職成功でガラリとかわったプライベート
給与が上がり、休みも増えたことにより、精神的にも余裕が出来ました。
また、半休や時間休を利用して、プライベートな用事を済ませたり、好きな趣味を楽しむこともできて、私生活も充実するようになりました。
また有給休暇を旅行に充てる人たちが多い職場でしたので、わたし自身も家族と一緒に好きな旅行をすることができて良かったです。
そして、それにつれて夫婦仲も更に良くなりました。
私生活が充実すると、仕事も楽しめるようになって、そうすると毎日を楽しく過ごすことができるようになるんですね。
転職後は職場の人間関係にも恵まれて、気持ちよく仕事が出来ているので、仕事の嫌な思いや悩みを私生活に持ち込むことがないんです。
あいにく研究期間も残業が多く、その点は私生活にあまり良くない影響を与えているかと思いますが、きちんと残業手当が付くので私自身的にも納得しています。
残業代がでるなら、と主人も帰りが遅くなることに理解してくれるようになりました。
なにより主人がわたしの転職したことを喜んでくれています。
つらい仕事からの転職 成功のためのポイントと対策
理想の転職を成功させるための対策
専門学校だったことをいかして資格を取得
前職に勤務中に出来るだけ多くの資格を取るように努力しました。
持っていない資格を学生に教えるのは本当に大変でしたが、逆に勉強できる良い機会だと自分に言い聞かせて、一生懸命に頑張りました。
建前は学生たちのために頑張っている、でしたが、本音では自分自身のためにも資格取得のためでもありました。
そしてとれた資格は転職の際の履歴書に書くことが出来ましたし、それが自信にもつながって転職を成功させることができた気がします。
前職の嫌だったことを愚痴だけで終わらせることなく、転職のための次のステップに利用しようと良い方に考えたんです。
転職エージェントに複数登録
また、転職前には複数の転職エージェントに登録をして、求人情報を集めていたことも成功のポイントだと感じます。
似たような待遇の仕事でも転職エージェントごとに違った職種を案内されたこともあったので、数か所に登録した甲斐がありました。
面接できかれる女の質問の答え方
面接で「結婚予定」「妊娠予定」などについては質問されませんでした。
プライベートな予定よりも、募集職種の適正性について聞かれましたが、自分の日々の生活と照らし合わせて、具体的に回答するようにしました。
面接では今までの経歴について、自身を持って説明することのほうが大切です。
わたしが受けた職種はアシスタント的な仕事でしたので、人をサポートをする仕事にやりがいを感じると話しました。
募集されている職種に、いかに自分があっているかをアピールすることが大切です。
つらい仕事をやめるときの注意点
ただやみくもに物事を良い方にばかり捉えると、悪い職場や上司に利用されることになるかもしれません。
何が正しいのか、何をやって良いのかは貴女自身できちんと見極めるようにしてください。
また辞めるタイミングはちゃんと考えて、職場の迷惑にならないように、また自分自身が損をしない時期を選ぶようにしたほうが身のためです。
まとめ
今の職場の待遇が悪かったり、自分には合わないと思っている場合でも、今の状況で学ぶことができることや次のステップに活かすことができことはあるはずです。
そしてつらいことを乗り越えた経験が役に立つことが必ずあります。
不満ばかり言っているよりは、今の職場でできることを探してみましょう。
つらかった経験をしっかり自分の経験値として活かせる時期が来たら、すっぱりと会社をやめて次のステップに進んでみましょう。
最終的に幸せな生活が送れるようになれば、つらい今の職場で味わった出来事に感謝出来る日が必ずきます。
今の職場は踏み台です。ひとつ大きな自分になるために、幸せになるための転職を考えてみてください。
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