ネットが普及した令和でも、どんな企業にもカスタマーサポートセンターが設置されています。
どんな食品や家電、身の回りのあらゆるものにカスタマーサポート宛ての電話番号が書いてあります。
カスタマーサポートは、室内でできて座り仕事なので女性向きの仕事です。
ただ職場環境によってはとてもつらく、きつい仕事になってしまう仕事でもあります。
この記事では、食品のカスタマーサポートに勤めていた人に伺った、カスタマーサポートをやめた体験談をまとめました。
他にも
- カスタマーサポートセンターのつらいところ
- つらいカスタマーサポートセンターの上手なやめかた
- つらいカスタマーサポートセンターからのおすすめ転職先
- 楽な職場をみつける転職方法
についてまとめています。
今カスタマーサポートセンターでつらい思いを抱えながら働いている人は、ぜひ読んでください。
今より楽な仕事へ転職する方法を知って、転職活動を始めてくださいね。
今のつらい気持ちのまま仕事を続けるとどうなるか、転職するとどんな人生が待っているか、あなたにも当てはまる部分があるはずです。
やめたいと思ってるあなた、今の仕事ずっと続けてこの先楽しく生きられますか?
未経験業種でも、チャレンジすれば理想の仕事は叶います!
カスタマーサポート業務は需要増!
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おうち時間が増え、対面サービスが減っている今、カスタマーサポートの仕事は需要が増大。
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経験があれば、職場を選ぶことだって可能。
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カスタマーサポートをやめた理由 つらくて仕方がなかった
私の体験談をお話します。
食品会社のカスタマーサポートがつらく、わたしはIT業界の事務へ転職しました。
つらいカスタマーサポートをやめたわたしが、
- 食品会社のカスタマーサポートの仕事でつらかったこと
- つらいカスタマーサポートをやめてかわったプライベートビフォーアフター
- 未経験でIT業界の事務へ転職したワケ
をお伝えします。
わたしが勤めていた食品会社のカスタマサポートセンターは、電話だけでなく、チャットでの顧客対応もある仕事です。
【体験談】食品会社のカスタマーサポートでつらかったこと
食品会社のカスタマーサポートなので、8割以上が商品を購入されたお客様からの商品への苦情や返品・返金対応の連絡でした。
稀ではありますが、販売した商品に不備があるのは事実で、丁寧にお詫びして着払いで商品をご返送いただくようお願いし、全額返金するか新しい商品をお届けすることをご選択いただくというのが仕事です。
しかし、お客様の中には「家まで今すぐ取りに来て、お金を返せ」と怒鳴り散らす方や、「気分が悪くなったので病院に行きたいので送迎をして、慰謝料も払え」などと無理な要求をしてくる方もいらっしゃいました。
チャットはまだマシで、とくに電話対応では暴言を吐かれたり、何時間も電話を切らせてもらえなかったりということが毎日必ず1件以上はあったため、精神的に暗い気持ちになることは避けられませんでした。
苦情は会社や商品に対するもので、自分自身に対するものではないと上司や先輩からは励ましていただきましたが、実際には自分自身の名前を呼び捨てながら暴言を吐かれることもあります。
また自分への苦情ではないとわかっていても、何時間も電話口で苦情を聞き続けていると働く気力はなくなってきました。
【体験談】食品会社のカスタマーサポートがつらすぎて私生活にも悪影響
食品会社のカスタマーサポートがつらすぎて、仕事に私生活をおかされていた、という感じです。
わたしが勤めていたカスタマーサポートでは、毎日最低一件は苦情・クレーム電話を受けていました。
そして週に1、2件は本当に対応に苦慮する苦情・クレームがあるのです。
本当に苦情・クレーム対応がつらくて仕方ありませんでした。
カスタマーサポートというよりクレーム対応という名前の方がぴったりで、とてもつらかったです。
ひどいクレームの電話を受けた日の夜は、夜もゆっくり眠れません。
眠っている途中でもお客様に罵倒されている夢を見て、寝言で何度も何度もお詫びし続けたり、冷や汗をかいて目が覚めたりすることが続きました。
いやな仕事をしている夢を見た翌朝は気分も晴れず、出勤するのが本当に憂鬱になります。
通勤中に会社に行くのが嫌で腹痛を感じたり、出勤しても電話が鳴ると動悸がしたり、頭痛に襲われたりといった体調面での不調も出始めました。
普段はお客様との会話も流暢に対応できますし、返品等の案内もわかりやすくて丁寧だとお客様からもご意見をいただけることが多いです。
ですが苦情・クレーム対応でメンタルを削られ気分が悪い状態でカスタマーサポート業務についているときは、頭が真っ白になって臨機応変な対応ができなくなったり、言葉につまったりということが増えるようになりました。
その結果、上司からの指導回数も増えてしまい、まさに悪循環です。
しかもカスタマーサポートの業務は、対応件数など成績が厳しく管理されているので成績が落ちるとお給料にも影響がでます。
仕事ができなくなると給料もさがりモチベーションも落ち、夢まで仕事におかされるといった負の連鎖で、このままカスタマーサポートの仕事を続けたら自分の人生がダメになると危険を感じました。
つらかったカスタマーサポートをやめて事務へ未経験転職!仕事をえらんだ決め手と生活の変化
カスタマーサポートから事務職を転職先にえらんだ理由
カスタマーサポートに限らず、サービス業はお客様を相手にする以上必ず難しい対応というのはついてまわるので絶対やめようと思いました。
だから次は事務職や研究職などの、内勤がメインでお客様対応のない職種に転職しようと決意。
勤めていたカスタマーサポートセンターがある食品会社は中小企業で、上司や同僚など組織全体が多忙で常に余裕がない雰囲気でした。
中小企業のせいか、社内に余裕がなく困ったことがあってもなかなか頼れない空気もつらかったので、大手企業を狙うことに決めたのです。
なるべく大手企業に就職しようと、業種にはこだわらず新しい業種でもチャレンジしようと考えて転職先を探しました。
未経験のIT業界への入社を決めたのは、
- 大手企業である
- 顧客対応のない事務職である
という2つのことが決め手になりました。
https://yowatarijozu.com/zimusyoku-tensyoku/
転職成功でガラリとかわった生活
全く経験のない業界に転職したため、最初の1か月間の研修期間は新しいことばかりを覚えないといけなくて大変だったのは事実です。
「やっぱり経験のある業界にしておけばよかったかもしれない」と思いながら1日8時間ほど、家でも職場でもみっちり勉強する1か月間でした。
苦労しつつも1か月間の研修が終わる頃には、研修担当者や同期入社の仲間とも信頼関係ができており、研修後も頼れる先輩や支え合える仲間となっていたのが嬉しかったです。
1ヶ月頑張ったあとで気がつきましたが、用意されていた業務で使う研修資料等が普通に理解できるようになっていて、思っていたよりも早く業界知識を習得することができていました。
カスタマーサポートの仕事ではゴールの見えないつらさがありましたが、良い職場で仕事をする苦労は頑張れるんだな、とわかりましたね。
さらに人事部などのサポートもしっかりとしており、やっぱり大手はいいなあと働きやすさを実感。
研修後は、徐々に業務を担当するようになりましたが、わからないことがあっても質問できる先輩や同僚がいるため、精神的に追い詰められることもありません。
また、困ることといっても技術や社内規則などがわからなくて困ることがほとんど。
カスタマーサポートの仕事のようにお客さま対応、クレーム対応というような対顧客のストレスがないため、精神的負担は大幅に軽減しました。
シフト制のカスタマーサポートの仕事とちがい、ランチ時間などもほとんど全員が一斉にとるので、毎日同僚とランチをするのが楽しみな生活です。
もちろん夜眠る時に仕事で苦しむ夢を見ることもなく、ぐっすり眠れるようになりました。
つらい仕事をやめるときの注意点
我慢せず転職した方がいいと言っても、研修期間中(1か月以内)での退職はおすすめできません。
新しい仕事につくときは、誰もが大きな期待とストレスを感じるものだと思うのです。
ちょっとした不満も致命的に感じてしまいがちですが最低3か月は続けて、それでも辞めたいと思った場合は転職活動をスタートしてください。
つらいとは思いますが、できれば仕事をしながら次の職場が見つかるまで働たほうが良いと思います。
つらいカスタマーサポートセンターからのおすすめ転職先
つらい思いをしていたカスタマーサポートをやめた体験談の人は、未経験の経理事務へ転職しました。
つらいカスタマーサポートの仕事をやめる時に考えるポイントは
- 接客、顧客対応の仕事で、ホワイトなカスタマーサポートへ転職する
- 接客、顧客対応のない職種に、転職する
のどちらにするかを決めること。
1.つらいカスタマーサポートからホワイトな職場に転職する
①の場合は、すぐに転職エージェントに登録して活動を開始すれば、すぐに転職先は見つかります。
カスタマーサポートは必要とされている仕事なので、求人は豊富です。
また、カスタマーサポートでも
- 体制やマニュアルがしっかりある
- クレーム対応の手順が決まっている
- クレーム処理時のエスカレーションルールがきちんと機能している
という職場であれば、かなり働きやすいです。
対応がきちんと決まっているカスタマーサポートであれば、休暇も取りやすく残業も発生しません。
安定して長く働きたい、という人にはホワイトなカスタマーサポート業務をしている企業への転職がおすすめです。
具体的には、カスタマーサポート業務を大手企業から受託している企業もおすすめ。
BPO企業というのですが、例えば
- 株式会社アグレックス
- 株式会社パソナ
- 凸版印刷株式会社
- NECネクサスソリューションズ株式会社
- 株式会社NTTデータスマートソーシング
など。
金融関連のカスタマーサポートだと、法令遵守が求められるため対応マニュアルもしっかちしているのでオススメです。
2.接客、顧客対応のない職種に、転職する場合
カスタマーサポートの仕事がつらくて、もう接客、顧客対応は嫌だ!という場合は、内勤の事務職がおすすめです。
経理事務は、対応があっても電話の取次などがメインなのでとてもおすすめ。
経理ができると、総務部や人事部などの部署も狙えます。
ですが、経理事務は普通に転職活動していたらなかなか転職できない人気職種です。
経理事務に未経験から転職する場合、
- 簿記などの資格をとる
- 転職エージェントをフル活用する
という手順で進めると確実性がアップします。
つらいカスタマーサポートから楽な職場へ転職する方法
簿記の資格をとる
接客業はつらかったから、経理事務として就職するなら、簿記2級は必ずとっておいてください。
独学でも可能ですが、資格スクールにいく方が効率よく学ぶことができます。
簿記は経理事務だけでなく転職に全般に有利。
転職するなら簿記資格は取得しておくことをおすすめします。
3級、2級とステップアップするので、レベルに合わせて勉強ができるところが簿記の嬉しいところ。
つらい仕事から働きやすい職場へのチケットだと思って、取得してください。
転職エージェントをフル活用する
カスタマーサポートの仕事がつらくて仕方なかった場合、転職エージェントの利用は欠かせません。
転職エージェントは非公開求人を紹介してもらう以外にも、利用できます。
転職エージェントをうまく使って、転職成功の確率を上げてください。
転職エージェントの担当者に伝えること
転職エージェントの担当者との面談では、経験や実績などの良い情報だけではなく、苦労したことなども隠さずに伝えること。
それから次はどういった業種や職種を希望しているかという点を丁寧にしっかりと熱意を持って伝えてください。
ホワイトなカスタマーサポート職場へ行きたいのか、事務職に転職したいのか、希望する職種については遠慮することなくはっきりを伝えることが、あなたにあった仕事を紹介してもらえるポイントになる。
転職エージェントに求人のピックアップを頼む
応募する求人のピックアップは、大前提として未経験でもやる気があれば採用してくれそうな採用担当者がいる会社をとにかく転職エージェントの担当にピックアップしてもらいました。
その中から人材採用や人材育成を強化していそうで、伸びていく業界を選んで応募するようにしたんです。
ゆずれない前提条件を転職エージェントの担当者にしっかり伝えることがポイントです。
転職エージェントに書類作成のアドバイスをもらう
職務経歴書や履歴書の書き方も、転職エージェントはアドバイスをくれます。
企業が一番最初にあなたを知るのは書類。
転職エージェントを利用して、客観的な意見・アドバイスをもらってください。
同じことを書いているつもりでも、書き方1つでだいぶ見え方が変わります。
またカスタマーサポートの仕事がつらすぎて転職する場合は、自分で思っている以上に卑屈な内容を書いてしまいがちです。
ネガティブすぎたり、感情が出過ぎていないかなど、転職エージェントを利用してしっかり確認してもらいましょう!
またつらい職場に入社しないための採用面接時の企業チェックポイント
求人ではよい条件ばかり記載されていることも多いため、面接でしっかりと実際に働くことをイメージした質問をするようにしてください。
面接前半で印象づけ、後半でしっかり質問というながれで確認すると自然です。
面接前半は緊張していますし、質問に答えることに集中してください。
つらかったカスタマーサポートの勤務経験についても離さないといけないですが、つらかったポイントは隠さずに伝えてください。
面札後半は雰囲気にも慣れてくるので、勤務時間(残業・休日出勤・出張の有無など)や給与面など突っ込んだ内容の質問をしながら、求人条件と違いがないかといったことを確認しておいた方がよいです。
さらに転職後にこんなはずじゃなかった…とならないように、可能であれば面接後に少し職場をのぞかせてもらうことをおすすめします。
まとめ 眠れなくなったら危険 転職はお早めに
どんな仕事も3年続けないと経験にはならない、などと言われますが経験にしなくてもよい仕事もあります。
わたしは食品会社のカスタマーサポートを結局1年で辞めたのでスキルとしてアピールできるような職務経歴とはなりませんでした。
でも1年で辞めてしまうほどつらい(合わない)仕事を通して、
- 自分について知ることができた
- 次はどういった仕事がしたいと思うか
などちらかった経験をもとに得られたことは、転職時にいかすことができます。
マイナスな理由で転職する場合でも伝え方次第です。
我慢しすぎずによい転職エージェントと出会って早めに転職することをおすすめします。
4月は転職にベストなタイミング!
昇進や異動で企業の人材が動いているため、不足した人材の求人もでてきます。
非公開求人は転職エージェントによってもっている案件に差があるため、良い案件に出会うためには2〜3つ一緒に転職エージェントを利用するのがオススメ。
複数の転職エージェントの中から一番貴女と相性のいい転職エージェントと理想の職場探しをはじめてくださいね。
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