マイナビエージェントとJACリクルートメント、どっちを使うべきか、両者明確な違いをご存知でしょうか。
女の転職はライフスタイルの変更など複雑な要素が絡むイバラ道です。
できればより女の転職に強い転職エージェントを選びたいですよね。
そこで転職経験アリ、現職で役員サポート事務(秘書)をしている私の視点でマイナビエージェントとJACリクルートメントを徹底的に比較してみました。
社内会議で報告できるレベルでまとめましたので、ぜひ転職エージェント選びの参考にしてください。
マイナビエージェントとJACリクルートメント比較表
マイナビエージェントとJACリクルートメントのサービスをまず一覧にして比較してみました。
マイナビエージェント | JACリクルートメント | |
運営会社 | 株式会社マイナビ | 株式会社ジェイエイシーリクルートメント |
運営会社の資本金 | 21億210万円 | 6億1950万円 |
公開求人数 | 非公開 | 40% |
非公開求人数 | 全体の80% | 60% |
転職実績 (女性の実績 | 非公開 | 非公開 |
キャリア面談は土日対応? | 土曜のみ | 平日のみ19:30まで受付 ※電話面談化 |
強い業界 | 団体職員・準公務員系 IT業界 | 管理職・バックオフィス系 |
取扱地域 | 首都圏・関西圏 | 首都圏・横浜・名古屋・静岡・大阪・京都・兵庫・広島 |
サポートの特徴 |
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公式HP | https://mynavi-agent.jp/womanwill | http://www.jac-recruitment.jp/ |
※2019年6月時点 公式HPの表記に基づく比較表です。
会社の規模は圧倒的にマイナビエージェントを運営するマイナビですね。
紹介してくれる求人で比較!どっちが良い?
質という点でマイナビエージェントとJACリクルートメントを比較してみました。
結論
- 外資・高給案件ならJACリクルートメント
- 求人の幅の広さならマイナビエージェント
という結果になりました。
外資系、高給案件ならJACリクルートメント
JACリクルートメントの強みは、英語を生かした転職や、管理職や技術職、専門職の転職に強いです。
ハイクラスに属する転職案件に特化している分、外資系や給与アップする案件についてはJACリクルートメントのほうがピンポイントで提案できるでしょう。
転職成功の利用者層も30代から50代となっており、しっかりとキャリアを積み重ねてきた人向けの転職に強いことが伺えました。
求人の幅広さ、数の多さならマイナビエージェント
マイナビエージェントの抱える紹介案件は国内企業が中心です。
ですが強みとしては健康保険組合や政府系金融機関など準公務員系の堅い案件があること。
そしてマイナビ自体がマイナビ看護師、マイナビ会計士、マイナビ薬剤師、など様々な転職をサポートしているなかで、幅広い業界に対応する転職サービスに位置付けられているのがマイナビエージェントなんです。
社会的にIT化が進んでいるため、IT業界、金融、すべての業界で必要とされる営業の取扱が多くなっていますが、マイナビエージェント自体の業界・業種の取り扱いは多岐にわたります。
※マイナビのプロモーションを含みます。
サポート内容で比較 マイナビエージェントとJACリクルートメント 親身で丁寧なのはどっち?
マイナビエージェントとJACリクルートメントの転職サポートの流れ、サポート内容を比較し、親身で丁寧なのはどっちか調べてみました。
転職サポートの流れを比較
比較表にしてみると基本は大差ありません。
担当者のサポート体制が大きな違いです。
マイナビエージェント | JACリクルートメント |
①サービス申込 | ①サービス申込 |
②キャリア面談 | ②キャリア面談 |
③求人紹介 | ③求人紹介 |
④応募(推薦状あり) | ④応募 |
⑤面接(企業側からのフィードバックあり) | ⑤面接(企業側からのフィードバックあり) |
⑥内定 | ⑥内定 |
⑧アフターフォロー 給与交渉・退職交渉 | ⑧アフターフォロー 給与交渉・退職交渉 |
業界・地域専任制 | 業界専任のチーム体制あり |
コンサルタントの親身さと丁寧さならマイナビエージェントがWin
マイナビエージェントに軍配です。
マイナビエージェントは、一人一人に対して徹底的にサポートし、丁寧に対応するのがモットー。
対してJACリクルートメントは、チーム制でもありさらに管理職や専門職を得意としているため、手取り足取りというよりは秘書に近い感じ。
自分のやりたいこと、欲しい情報がはっきりしている人にはJACリクルートメントのサポートがちょうど良いですね。
でも模擬面接に書類添削、転職できるまでずっときっちりサポートしてほしい!という人にはマイナビエージェントが適しています。
専門性の高いサポートならJACリクルートメントがWin
JACリクルートメントは担当者が着くのはもちろん、業界専任のチームが組まれており、チーム体制でサポートしてくれます。
- 経営幹部、エクゼクティブ層専門
- 銀行、証券、保険
- 消費財、アパレル、ラグジュアリー
- クロスボーダーリクルートメント
など、業界や職種の枠にとらわれない転職のタイプごとにチームが組まれています。
マイナビエージェントにも業界専任チームはありますが、外資系の駐在案件や業界特化の専任チームとなると、専門性の高さではJACリクルートメントです。
マイナビエージェントとJACリクルートメントの女の使い分け
マイナビエージェントとJACリクルートメント、それぞれ特徴がはっきりしてきました。
一概にどちらが女の転職向き!とは言えないので、比較した結果から転職希望タイプ別にどちらがおすすめかまとめてみました。
英語や専門職でキャリアに自信ありのタイプはJACリクルートメント
どこへ行っても食うに困らないキャリアを積み重ねている貴女。
英語もでき、国内の企業で女だとこれ以上上にいけないな…と感じている人にはJACリクルートメントですね。
結婚だけじゃ女の人生じゃない、しっかり働いて社会に認められる仕事をしたい人にはキャリアアップ案件に強いJACリクルートメントが最適です。
https://yowatarijozu.com/jac-recruitment/
しっかり相談にのってほしいタイプはマイナビエージェント
今のままじゃダメだけど、転職ってどうしよう、何からしたら…?それよりわたしは転職ができるの?と不安がいっぱいの貴女はマイナビエージェント。
書類の添削も面接練習も納得するまで対応してくれるマイナビエージェントなら、これまでの経歴やキャリアにちょっと自信がなくても大丈夫です。
外資系も視野に入れているならJACリクルートメント
日本系企業じゃなくて、世界規模の仕事をしたい!という貴女はJACリクルートメントです。
国内ではもうつまらないなあ、新しい職場に挑戦したい、自分の力を試したい、というキャリア志向の人にはぴったりです。
国内の手堅い仕事が希望ならマイナビエージェント
お給料はそこそこでもいいから、安定した手堅い職場で働きたい、という貴女はマイナビエージェントですね。
たとえばご主人に転勤がなく、ずっとその土地で生きていく予定だから長く安定的に働きたい、という人にはマイナビエージェントがもっている信用の高い案件は魅力的です。
マイナビエージェントは企業と密接に関わり、太いパイプが強みの転職エージェント。
大手ではないけれど着実に業績をあげている中小企業や、団体職員の案件に強いので安定的に働ける案件が見つかりますよ。
まとめ
どちらが貴女の転職スタイルに合うか、判断はつきましたでしょうか。
- 規模が大きいのはマイナビエージェント
- キャリアをいかしてキャリアアップを狙うならJACリクルートメント
- サポートの専門性を求めるならJACリクルートメント
- サポートの親身さ、丁寧さを重視するならマイナビエージェント
- たくさんの求人から選びたいならマイナビエージェント
マイナビエージェントとJACリクルートメント、どちらかしか使えないというわけではないのですが、大きく違いのある転職サービスなので賢く選択してくださいね。