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異動になったけどあたらしい部署にいきたくない時にすべきこと

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いきなりの異動。でも新しい部署は希望していなかったところだし正直いきたくない…

急に希望しない異動の内示がでるとびっくりして「なんで?」「え?どうしてわたしが?」って動揺しますよね。

次に「なんかイヤだなあ…」という気持ちになること、結構あるんですよ。

最近は「女性の社会進出だー!」という名目のもと女性に転勤をともなう異動をだす会社もめずらしくありません。

でも希望しない部署への異動となった時、モヤモヤした気持ちを抱えたままでは毎日がつらくなります。

そこでこの記事では異動になったけどいきたくない…と気分が沈んでいる貴女のためになることをまとめました。

貴女の人生の舵取りは貴女自身でするものだということ、忘れないでくださいね。

納得のいかない降格•左遷には退職がききます。

理不尽、納得のいかない理由で降格・左遷された場合、職場への一番の仕返しはより良い職場への転職です。

管理人
管理人
現在人事部勤務の目線からまとめた以下2記事をご参考にしてください。

異動でショックを受けた今、2つのうちどちらかを選んで行動に移してくださいね。

【人生かかってる】自分らしく生きられる仕事を見つける女の転職方法

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異動にいきたくない!そもそもなぜ会社が辞令をだしたか

まずは会社が人を配置替えする理由について知っておきましょう。

組織が大きくなるほど、配置換えをともなう人事異動は定期的に行われ、人を異動させる理由があります。

定期的な人員入れ替えによる異動

定期的な異動時期としては、おおまかに1年で3回ほど。

  • 4月(退職者、新入社員)
  • 6月、7月(株主総会)
  • 10月(定期、人員補充や昇進など)

4月が一番異動が多いのが一般的。だいたいこのルーティンで異動の発表があります。

異動辞令の前に内示があるので、職場全体がそわそわしだす時期ですね。

会社側はこの異動時期にあわせて人事異動するように計画しています。

昇給・昇格人事も定期的な異動のひとつ

4月と10月は前年度の人事評価にもとづいての昇格人事が発表されるタイミングです。

4月か10月かは会社の評価スケジュールによりますが、昇格にともなって異動となることも少なくありません。

いきなり主任やマネージャーという役割であたらしい部署にいくのは、ちょっと気が重いですね。

人間関係の清算のための異動

定期的な人事異動の中に、人間関係の改善のための人事異動も含まれています。

  • 新人をいびるお局様を地方へ配属する
  • いじめられている人を別の部署へ異動させる
  • パワハラ上司を畑違いの仕事へ配置する

などの措置です。

部署ごとに人間関係のバランスがとれるように、うまく間をとりもてる人をギスギスした職場に配置してみるなど会社側の試行錯誤があらわれる人事です。

表向きな理由としてオープンにはならないのですが、社内の人間はわりと察する部分ですね。

異動先にいきたくない!転職か残るかの判断基準

異動したくない、いきたくない、という気持ちの中には貴女の本音が隠れています。

本当の貴女の気持ちはなんですか?

  1. 今の部署の人、仕事内容に満足していた
  2. ライフスタイル、人生計画からはずれた内容だから
  3. 左遷・底辺部署への異動だったから

理由1 今の部署の人、仕事内容、すべてに満足してたから

異動命令が下って初めて今の仕事に満足していたんだ、と気づくパターンです。

仕事仲間も仕事内容も、上司も、すべて満足できていた時に異動になると不安になります。

この部署で仕事を頑張って、キャリアアップしていこうと思った矢先の異動だと、ショックもハンパないもの。

とくに頑張って人間関係をよくした、最初はつらかった仕事を頑張ってやりやすくした、など努力してきた人ほど、新しい部署へいきたくない、と感じてしまいます。

同じ努力をまたしないといけないのか、と途方にくれるから。

異動命令ではじめて今の仕事に満足していたんだと気がつくんですよね。

そして今のストレスの少ない職場環境を失いたくない、という気持ちから異動先へ行きたくないと感じるんです。

理由2 ライフスタイル、人生計画から異動先の仕事が外れている

自分なりのライフスタイルや人生計画ってありますよね。

そこから外れた異動は「うわ!イヤだ行きたくない!」と強く感じます。

転勤のある異動

女性で転勤をともなう異動を命じられやすいのはもうダントツで独身女性。なんですが。

独身女性みんなが転勤をともなう異動をしてでも会社に尽くしたい、と思ってるわけじゃないですよね。

子どものいる女性に転勤ありの異動はめったにないです。

でも家庭のある男性には転勤ありの異動はある。

引っ越ししなくてはいけない異動をを命じられるとこういった理不尽!不公平!といった不満が噴出してきます。

そこに隠れた本音は「わたしだってわたしの人生があるのに」です。

  • マンション買ったばっかり
  • 今の地域で婚活してるのに

自分の人生計画を大きく狂わされる異動命令は「行きたくないーー!」とめちゃくちゃ思います。

キャリアプランから外れた仕事内容

得意分野でキャリアアップを目指していたのに、キャリアアップにつながらない職種に異動になったときの「仕事行きたくない」感はハンパありません。

  • たとえば営業成績を積み重ねていこうと思っていたのに管理部門へ異動
  • 広報の部門でPR職のキャリアを積みたかったのに、財務へ異動

などのパターン。

自分なりのキャリアアッププランがあったのに、異動によってプランが狂ってしまう。

自分のキャリアプランがしっかりしていた人ほど最悪の未来予測が脳裏をよぎり異動先へ行きくない!!!という気持ちに拍車がかかります。

理由3 左遷、底辺部署への異動だったから行きたくない

会社の内情を知っているからわかってしまう異動事情でも「行きたくない」という気持ちは生まれます。

事実上のやっかい払いな左遷

「うわ、あの人とばされたね…」異動時期に絶対耳にするフレーズです。

まさかわたしが飛ばされた…?とふと思ってしまう異動。

行きたくないという気持ちより絶望に近い気持ちが湧いてきます。

絶望を行きたいくないな…に置き換えている感覚です。

ヒマな部署、上司と自分だけの部署、会社によって「飛ばされた」の形は違いますが、勤めている貴女だからこそわかりますよね。

社内格差 見下された部署への異動

あの部署は地獄だよ、あの部署の部長は落ちめ。あの部署にいったらキャリアアップはない。

職場のウワサで話題になる格下部署。

表向きには見下された部署とか社内格差なんて語られませんが、実態として影でウワサされる部署というのはどこでもあります。

まさかその部署に自分が配属となったら…。

行きたくないと思うのも無理はありません。

ほんとに無理 適性からかけ離れた仕事だからいきたくない

自分の不得意分野に異動となった場合、ストレスとともに行きたくないという気持ちが強くなります。

過去にやってトラウマとなった仕事内容

人生経験上、人と会うことや話をするのが苦手、という自覚がある。にも関わらず営業部門や顧客サポート部門に配属された。

逆に細かい作業をずっとやるのが苦手、正確に緻密なことを行うのはストレス、と自分でわかっている。にも関わらず管理部門、財務部門に配属された。

人生で絶対やりたくない仕事内容

新規の飛び込み営業なんて絶対やりたくない!と思っていたにも関わらず会社の方針転換でやらざるを得なくなった。

など人生で絶対やりたくないと思っていた仕事内容への異動もとても行きたくないものです。

異動を命じられてはっとするんですよね。

それは絶対やりたくない仕事だったのに!と。

異動したくない… 断る前に知っておくべきこと

異動って断れないの?断れるものなら断りたいって思いますよね。

でもちょっと待ってください。勢いで異動を断るととんでもないことになります。

内示はタテマエでは断れるけど実際は断れないと思って

内示とは内々に伝えること。

辞令とは業務命令。

つまり辞令という業務命令の前に、内示で「〇〇という部署に異動になるからそのつもりで」と伝えられるわけです。

内示がなぜ行われるかというと、建前上は断る時間を社員に与えるため。

あくまでもタテマエですよ。

実際は相当の理由がないと異動は断れません。

相当の理由とは

  • 難病を抱えていて病院の転院はできないから地方転勤は無理
  • 家族の介護があって家を離れられない
  • 精神的な問題で人付き合いが難しい

などですが、この理由で断ったとしても貴女の印象はだいぶ悪くなります。

苦手な仕事だから、やりたくない仕事だから、で断ると「なんだコイツは…」と思われてしまうのです。

異動でびっくりした時でも、感情的に断ってしまうことはスマートなやり方ではありません。

そんな仕事なら辞めてやる!転職は慎重に

そんな仕事に異動になるならやめます!

と言えたら気持ちがいいでしょうね。

でもいきなりやめる!と伝えるもの待ってください。

異動がイヤでやめてしまうと

  • 円満退社は無理
  • 生活の糧が途絶える
  • 転職時に、前職をやめた理由を言いにくい

とマイナスしかありません。

ぐっとこらえてください。

異動先にいきたくない…どうしても仕事になれないという時の対処法

ではいきたくない異動には従わなければならないのか、というと結論は「YES」です。

ただずっとやらなくてもいいんです。

  1. 異動先の仕事をやってみたけどどうしてもイヤだ
  2. 異動願いを出したけど、また異動できる望みが薄そう
  3. ストレスで精神を病みそう

異動してこんな気持ちが晴れないときは転職を計画してください。

いきなり転職!ではなく「転職計画」をたてるんです。

計画的な転職プランをたてる

異動によって仕事にいきたくないという気持ちが生まれた場合、仕事を続けるのってとてもつらいですよね。

ネガティブな気持ちを持ち続けないためにも「転職を計画」してください。

期間を決める だいたい3ヶ月で結論をだそう

転職活動をする期間を3ヶ月くらいとってください。

この期間で

  • 転職するのかしないのか
  • 転職するならどんな仕事か
  • 実際転職できそうな会社はあるか

を見定めるようにしてみてください。

転職サイト、転職エージェントを活用する

転職サイトや転職エージェントを利用したら絶対転職しなくてはいけない!ということはありません。

いきたくない異動先の仕事より、貴女に合う仕事はあるかを探すだけで利用してもいいんです。

転職エージェントに相談に行くと、

  • 行きたくないなあと思っている仕事でつめるキャリアや市場価値がわかったり
  • 今貴女がもっているスキル・経験・強みを生かして働ける仕事がみつかったり

ということが期待できます。

イヤだなあ、行きたくないなあでモンモンとしている時は第三者に整理してもらうほうが効率的です。

転職できる!というタイミングで円満退社

転職を計画し、異動した仕事より本当の自分で働ける会社があった!という場合は円満に退社してしまいましょう!

異動後1ヶ月から3ヶ月働いてからやめれば、無計画な退職だ!とも言われません。

いったんは異動を受け入れて働いた、という会社へのへの義理もたちます。

異動でショックをうけ、いきたくない…と思っても、計画的に3ヶ月頑張れば円満退社できます。

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