多少イヤなことがあっても、仕事はガマンして続けるもの。
転職したいけど、転職失敗するのは怖いし転職したほうがいいケースなのかわからないから悩む…という人は多いです。
現在は人事部で働いているので、転職した方が良い会社、業界、転職したほうが良い人の特徴についてまとめました。
転職した方がいいのか悩んでいる方は、この記事で転職活動を始める判断がつくはずです。
また、判断を誤って残るべきではない職場に残ってしまった場合どうなるかも書いていますので、転職するかどうか自己診断してみてください。
女性向けの記事ではありますが、転職したほうがいいケースについては男性にもほぼ当てはまるので、ぜひ読んでいってくださいね。
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以下の質問について、じっくり考えてみてください。
今いる組織で貴女より10年長く勤めている女性を思い浮かべてください。
- 結婚してるなら、既婚して勤続10年の人
- 独身だったら、独身で勤続10年の人
- 転職して10年立っている人
- 新卒入社で10年勤めた人
あなたが思い浮かべた人の服装(バッグや靴)、ランチのレベル、毎日の様子が充実していそうかどうか、表情、社内でも評判、を思い浮かべてみてください。
- ランチにかけてる費用はどのくらい?
- 服装、ファッション、メイクは?
- どんな性格ですか?
- カバンや財布はどんなもの?
- 社内での異動ルートは?
- 上司や同僚の評判は?どう思われている人でしょうか
- 子どもがいる先輩はどんな働き方でしょうか?子育てしやすそうですか?
いろんなパターンで10年後が見えますよね。
今の職場で彼女たち以上の生活水準になることは絶対にないと思ってください。
彼女たちと同じ基準で評価をされる環境にいつづけた結果が彼女たちです。
いきなり評価基準は変わらないし、給与規定も変わりません。
今いる会社ですでに10年先を生きている人の結果なので、あなたも9割9部同じようになります。
意外かもしれませんが、性格も似てきます。
1日の大半をおなじ価値感の中で似たような金銭感覚で生きるので、考え方も似かよってきます。
女性は協調性、共感能力に優れているので、そのつもりはなくても彼女たちと同じような感じに、大きく仲間外れにならないように自らそうなってしまうんです。
10年先輩だけでなく、20年先輩がいたらその人もよく見てください。
彼女たちのライフスタイルが自分の人生だと思ってゾッとしたら、転職すべきです。
どれだけ時間がかかっても、転職することをおすすめします。
転職した方がいいかの判断基準は2つ
でも一生懸命頑張ったら彼らよりいい評価をされて、彼らよりいい給料がもらえるかもしれない…。たしかにその可能性もありますよね。
仕事に行きたくない気持ちも今だけかもしれない、そんな風に思う人もいると思います。
もう2つ、転職した方がいいか判断する基準を2つお伝えします。
- 理想の人は職場にいますか?
- いない場合、理想の人物が今の職場で上司になったら、仕事続けたいと思えますか?
転職したほうがいいかの判断基準1 理想の人が職場にいるか
1は簡単ですよね。
素敵、ああなりたい、と思える人が今の会社にいるなら、その人がやってきたように頑張ればいいんですので、今の会社に残って頑張る価値はあります。
成功モデルがいるということは、社内ルートができているということなので、多少嫌なことがあっても今の会社で頑張ることができるでしょう。
たとえば、役職についている女性で素敵だな、と思える人がいれば、あなたも役職付きになれる可能性はあります。
逆にキャリアアップしたいのに、役職付きの女性がいない職場で、女性のあなたに役職がつく可能性は限りなく低いです。
役職についている女性はいるけど数人で、どの人も女を捨てている、だれからも慕われていない攻撃的な女性だ、という場合は、人の気持ちを思いやることなく結果重視で動かないと役職にはつけない、とうことになります。
今の職場に理想の人が職場に一人もいない、という場合は転職したほうがいいケースです。
転職したほうがいいかの判断基準2 上司がスキな芸能人だったらどうか
転職したほうがいいかの判断基準2「理想の人が上司だったらどうか」とは、職場に関係なくあなたの上司があなたの大好きな芸能人だったらどうか、を想像してみるということです。
たとえば天海祐希が上司だったら、吉田沙保里が上司だったら、今の仕事続けたいと思えますか?
イヤだ、とすぐ思った人、好きなタレント、芸能人を上司にしたら仕事が廻らず終わるな、と思った人は転職したほうがいい人です。
なぜなら理想の人が上司になったにもかかわらず「イヤだ」と感じる場合は、今の職場に感じてる不安の理由が人じゃなくて仕事内容だからです。
わたしはトレーナーのAyaさんが大好きで当時の理想の人だったのですが、彼女を上司にしてもその仕事はやりたくないな、と思ったので転職を決意しました。
人間関係ってどこでも多少は軋轢があるので、仕事内容に満足していれば我慢のしがいもあります。
転職をしようか迷う理由が人間関係だとしたら、理想の人が上司になったら「仕事は続けたい」と思うものなんです。
上司とはは職場において
- あなたに安心感を与える頼れる存在である
- 未来の自分の理想像
でないといけない存在です。
その上司に理想の人、スキな芸能人をおいてみてもイヤだと思うなら、仕事内容が本当に嫌なんだっていうことの証拠です。
職場も仕事もあっていないので、転職したほうがいいです。
やめよ!転職したほうがいい会社の特徴
当てはまったら転職できるように準備をすすめた方がいい、転職したほうがいい会社の特徴を7つお伝えします。
転職したほうがいい会社の特徴1.制約が多く意味不明な服務規程
社内規定や服務規程で、なんだこれ?というものが多い会社は要注意です。
部下を会社の都合よくコントロールしようとしている、あるいは普通のコントロールができていない可能性があります。
たとえば
- 理想の社員象をデスクに貼るよう指示される、暗記するよう求められる
- やたらまわりの人間への気配り、配慮、を求めてくるのに具体性がない
- とにかく「主体性をもって仕事をしろ」「自ら動く」を求めてくる
- 「挨拶をしよう!」や「パワハラやセクハラはダメ!」という当たり前のことがポスターとして貼り出されている
- 女性のワイドパンツ禁止、くるぶしがでるパンツ禁止、ノーカラースーツ禁止、ブルーのジャケット禁止、など仕事に直接関係ないような服装規定が多い
- 日報は手書きで誤字脱字なく出さなければならない(階級が上がるとワード提出が可能になる)
- やたら十箇条や心得が発表される
他には、オフィスグリコ利用時はお金を払うこと、というような社員のモラルを疑う制約(?)があるところも要注意です。
職場環境が悪い証拠、なんですよね。
特にやたら主体性をもとめる、自ら動く、を推進してくる職場は、トップが部下に何をすべきか提示できないということのあらわれです。
会社が本来すべき仕事からはかけ離れた部分の制約が多い会社は長い将来立ち行かなくなる可能性が高いですし、すでにトップが迷走している証拠なので、転職したほうがいい会社ですね。
転職したほうがいい会社の特徴2.社内全員コミュ障
役員、部長・課長、マネージャーから一般社員まで、ほぼ全員コミュ障という職場。
社内全員コミュ障という言葉を聞いてハッとした人は、おそらく該当しています。
この職場はとにかく社内のコミュニケーションがやりにくいです。
- だれがだれと仲がいいのか常に監視している
- だれがだれとランチに行っているか、夜飲みに行っているか気にしている(でも自分からはなかなか人をさそえないし)
- 社内の人間とは、仕事以外の会話をしない方が正解という雰囲気
- 会社が公式に主宰しないと飲み会は開催されない
- 会社公認のサークル活動でしか余暇に同僚と遊べない
- 職場に気軽な会話、雑談がない、できない
- たまにフレンドリーな人が入社してくると警戒される
- 上司がパワハラ、セクハラを恐れすぎて部下と会話できない
- 部下とコミュニケーションが取れずうまく仕事をふったり進捗状況を把握できない
- 上司が部下とコミュニケーションを取ろうとして週末に宿泊旅行を企画し総スカンくらう
- 総スカンの理由は金銭的理由だと勘違いし、社内積み立てをしようとしてさらにスベる
- 飲み会がだいたいお通夜
お役所系な職場に多い傾向があります。
情報のスピードが早く、対応の機微が求められる職場ではあまり起こり得ない環境です。
とにかくありがとう・ごめんなさいも中々言えないようなコミュ障ばかりの職場、体裁や外聞ばかり気にしてコミュニケーションがやりにくい会社は、将来的に転職したほうがいい職場ですね。
ただルールがしっかりしており、ルール通りに職場が回って混乱が少なく給料が安定している場合は、とりあえず貯金やスキルをためてください。
将来いきなりウィルスが蔓延した時や突然の社会不況などに対応しきれない可能性が高いので、いざとなったらすぐ転職できるように準備することをおすすめします。
転職したほうがいい会社の特徴3.人事評価が不透明
人事評価が不透明な会社も、転職したほうがいい会社です。
どんなにがんばっても、努力が報われない可能性があるからです。
- 社内で難解な評価制度があるが、わかりにくい
- 部下の仕事が上司の評価項目になっており、部下が達成すると上司が評価される
- 通常業務はやって当然だから評価対象外といわれる
- 評価制度はあるのに実際は上司によって評価の基準が違う
- 男性のほうが昇進、役付きが早い
- 急にトントン拍子で昇進した人が、なぜ評価されたのか社内のだれも知らない
- 双方向評価がなく、部下が上司を評価する仕組みがない
最近では個人の評価を社内でオープンにし、公平性をたもつ企業も増えてています。
人事評価の不透明性は、優秀な人材が退職する大きな原因であり、社員のモチベーションを下げる原因です。
がんばれば報われるという簡単な仕組みではないですが、何をどう頑張れば評価されて昇給につながるのか公平になっている、ということは「まともな企業の指標」といっても過言ではありません。
人事評価が不透明な場合は、働く側としても成長性を感じられず、どう成長していいのかもわからないので無駄な努力になりがちなんです。
3年ほど勤めてみたけど、不公平を感じる…という場合は転職したほうが良いケースです。
転職市場で求められる人材、資格など一般社会の指標を確認し、転職のためのスキルアップをしたほうがあなたは成長できますよ。
転職したほうがいい会社の特徴4.業務量が不平等
できる人のところに仕事が集中する事象です。
断ればいい、という方もいますが、そもそも業務量が少ない人は断るという印象を悪くしかねない行為をする必要もなく安全に仕事ができるんですよね。
人より多い仕事量をふられて、さばく努力をするだけでも大変なのに、そのあと断るというのは「できない」と上司に言わなくてはいけません。
当然「できると思ってお願いしたのに、できないんだね」と印象が悪くなるリスクが高いです。もう、いいことなしです。
ノーワークノーエラーなわけで、仕事が少ない人はミスの可能性も少ないです。
同じ職位でも多くの業務を任されれば、ミスの可能性も少なからず上がりますし効率よく仕事をする工夫もするのに、できて当然で評価にはつながりません。
業務が少ない人はそのまま転職せずに甘い汁を吸うことをおすすめしますが、業務量が多くさばいてもさばいても評価もされない人は転職したほうがいいです。
便利屋にされてますよ。あなたがいなくても問題なく回る仕事です。
平社員にもかかわらず、災害時にまっさきに対応を命じられる可能性も高いです。
将来的に転職したほうがいいケースなので、少しづつ準備をすすめて転職できる人材になることをおすすめします。
転職したほうがいい会社の特徴5.トップが世間とズレている
トップが世間の変化についていけていない会社に、未来はないです。
トップの発言をよくみてください。
外部の媒体に掲載されたものや、社内向けのメッセージを読んでみてください。
- 女性蔑視発言がある
- 社会不況を軽くみている
- 社員を大切にしていない発言
- 女性登用についての失言
- 副業は厳禁
など、社会の変化に対応できていなさそうな発言が多い場合、要注意です。
トップが世間の流れを的確に読めない会社は、将来性に不安があります。
新しい社員が入ってこない可能性もありますし、事業が立ち行かなくなる危険もはらんでいるので、注意してください。
トップの姿勢は会社の姿勢です。
転職したほうがいい会社の特徴6.よくわからない役職が多い
本来役職は仕事をスムーズにすすめるための役割です。
それなのによくわからない役職、職位名が多い会社は、給料のためにポストをつくっているだけという可能性が非常にたかいです。
参与、副参与、参事、副参事、局長があって副局長がなく副次長がある、主任、主事、主幹などです。
あと部長補佐、部長心得、などが増えていくことも。
これらの役職が、業務内容にそって配置されていて誰でもその人の階級がわかるのなら問題ないんです。
人事異動のたびによくわからない役職が増える、作られる。
あわせて給与体系も微妙に変わる。
それは役職でなく職位だ、という説明が頻繁にされる。
もうこうなると何を目指していいのかわからないどころか、業務のエスカレーションルールもまったくわからなくなります。
給料はそのままで役職だけつけて仕事のノルマをふやしたり、定年延長で雇用したおじさんのためのポスト、若い人を抜擢したときに年長の人に配慮してつくられるポスト、などであることが多いんですよね。
なにか役職がついたら、それを利用して転職を有利にすすめられます。
転職したほうがいい会社の特徴7.女性が笑顔で働いていない
これは昨今の流れで、欠かせません。
女性の消費活動が社会を回しているので、女性が意見を言えてのびのびと働けないとこれからの会社はうまくいかないんです。
スーパーやドラッグストア、百貨店もほぼお客さんは女性です。
アパレルも女性服のブランドは多くても、メンズのみのところは少ないですよね。
女性目線を柔軟にとりいれられる会社が、今後は伸びていきます。
女性が死んだような目で働く企業は、女性にはおすすめできません。
転職先に良い業界
転職して「脱出したほうが」いい企業・会社について説明してきましたが、次に転職先におすすめの業界をご紹介します。
実際に優先すべきは、あなたの特性や強み、おくりたい生活にあった制度がととのっているか、ということになります。
- 薄給かつ激務の業務
- 先のない業界
というのは最低限さけたいですよね。
まず厚生労働省の「令和2年上半期雇用動向調査結果の概要」から、産業別の入職と離職 を引用します。
令和2年上半期の入植率、離職率の前年比のグラフもでていました。
情報通信業の入職率が高く、離職率も低いです。
令和2年上半期は、社会不況にざわついた時期ですので宿泊、飲食業、娯楽業界が落ち込みました。
情報通信業は今後の見通しも明るく、テレワークや働き方改革の推進で今後も伸びが期待される業界です。
就職できれば受講料タダ!という転職サービスもでてきているほどなので、業界は人手確保に苦労しています。
情報通信業の中身はITやプログラミングで男性に向いているのでは?と思う人も多いと思いますが、WEBデザインやHP作成、WEBマーケターなどは女性にも人気です。
在宅でできる仕事もおおいので、転職先として選ぶならIT・WEB業界の中から自分にあったものを選ぶことをおすすめします。
転職したほうがよかったのに職場に居続けた人の顛末
ガマンはいいことではありません。
女性はガマンしてイヤなことに慣れようとする傾向があります。
でも今の仕事をガマンし続けて、変わろうとしなかったらどうなるか考えたことがありますか?
- 心も体も病気になる
- 性格が悪くなる
- 不満顔が刻み込まれる
- 今の会社以外で生きていけなくなり、変化についていけなくなる
イヤな仕事をガマンし続けると、本当にこの4つすべてに当てはまることになります。
イヤな仕事をガマンし続けると心も体も病気になる
女性の体はデリケートです。
気持ちは体調不良となってあらわれます。
- 肌荒れがひどくなる
- じんましんが出る
- 眠れなくなる
- 精神的に落ちつなかくなってウツになる
- 頭痛に悩まされる
- 不妊になる
- 流産しやすくなる
一見仕事と関係ないような原因不明の体調不良から始まり、最悪ウツ病で休職せざるをえなくなることもめずらしくありません。
ウツ病になると次の仕事を探す時にもハンデになるし、なにより貴女がつらい。
またふらふらになって仕事をすると注意力も薄くなりケガにつながることも。
大ケガをしたら会社から傷病手当はでるかもしれません。
でも残った傷跡は消えません。
また、すごく合わない女上司と無理をして仕事をしていた同僚は、食道ガンになりました。
幸い初期の初期にみつかったのですが、診断されたときハッとしたと彼女はいっていました。あの人との仕事、けっこうガマンしてたから…と。
彼女はスパッと仕事をやめ、治療に専念して寛解したので本当に安心しました。
ぜったい無理な人と無理な仕事はしない、と彼女は言っています。
体の病気と仕事や職場の人間関係との因果関係を証明することは難しいです。
ですが、
因果関係が不明瞭だから、仕事内容やいやな人間関係をガマンし続けて健康だという保証はありません。
その職場で病気になってしまった時後悔するなら、その会社からは転職した方がいいです
イヤな仕事をガマンし続けると性格が悪くなる
行きたくない、イヤだ、そんな思いを封じ込めてガマンして仕事をしていると性格が悪くなります。
心理的に、自分がしてきたことは他人もして当然と考えるようになってしまうから。
- わたしはいつももっと細かくチェックしてる。あの会社の対応はずさんだ!
- わたしは上司に言われて言葉遣いをいつも気にしている。あのコールセンターの対応は酷すぎる
- 確認は2重3重が常識。ミスなんてありえない。あの子は仕事をナメてる
ちょっとした例ですが、こんなことありませんか?
自分がガマンばかりして、イヤな仕事をしていると、他人にも同じことを求めてしまいます。
さらに自分はできないと怒られてきた、というかできないといけなかった、という経験から、できない人を許せなくなります。
自分より認められている人を素直に認められずに卑屈になったり、ひがみっぽくなったりします。
あなたの周りにもいませんか?ネガティブすぎる人、やたら他人に攻撃する人。
彼女たちは楽しそうに仕事をしているか、冷静に観察してみてください。
イヤな仕事をガマンし続けると貴女も彼女たちのようになります。
時間がかかっても自分磨きに資格をとったり勉強したりして、笑顔で働ける職場に転職するべきたっだんです。
イヤな仕事をガマンし続けると不満顔が刻み込まれる
今の会社に10年以上いる女の先輩で、性格悪いなあと思う人の顔を思い浮かべてください。
性格が顔にでていませんか?
ブサイクとか美人とかそういう次元の話ではありません。
- 口が常にへの字
- への字口&ブルドッグのようなほおのたるみ
- つねに顎が梅干し状態
- 眉間のシワ
ガマンして頑張る、耐える、という時、人は口元に力が入ります。
ぎゅっと引き結んだ唇はガマンを続けるにつれへの字になります。
意図的に口をへの字にしてみてください。
首の横に力が入りますよね。
への字の表情を続けることで口角を下に下げる筋肉が発達していきます。
さらにへの字の口を作ると、顎が梅干しみたいにボコボコになりませんか?
この顎のボコボコも形状記憶されていきます。
逆に口角をあげてにっこりした顔を作ってみてください。
への字口をしていた時とはまったく違うところに力が入りますよね。
目元も同じこと。
イヤな仕事をイヤなことをガマンして続けると、こんなふうに不満顔が深く深く刻まれるんです。
時間がかかっても自分磨きに資格をとったり勉強したりして、笑顔で働ける職場に転職する努力をした人の表情は、年をとっても親しみやすく温和ですよ。
転職たほうがいい時に転職しないと今の会社以外で生きていけなくなる
わりと見過ごされがちですが、ガマンして今の仕事を続ける最大のデメリットに「今の会社でしか生きていけなくなる」ということがあります。
特に今独身の人、一般事務をしている場合は注意してください。
嫌いな上司に無理して合わせ、イヤな仕事ができるようになることが貴女のキャリアアップになるならいいんです。(たとえば経理事務の経験など職務スキルが身につくなら大丈夫)
今の会社で、10年事務職だったのにいきなり営業職になったら?
今の会社で上司がかわり、地方転勤を命じられたら?
これが今の仕事でガマンを重ね続けた40代、50代で起こったら…?
いきなり未知のウィルスが蔓延して、同じように仕事ができなくなったら?
それまで地元の町以外に住んだことがなかったら、対応できるでしょうか。
引っ越さないまでも、会社の業績悪化でオフィスが移転し通勤ルートが大きく変わる場合もあります。
イヤな仕事、イヤな環境を変えようとしない、転職したほうがいい時に転職を選択できないと、変化に対応できない人間になるんです。
やみくもにガマンすることは不幸しかうみません。
イヤな仕事・イヤな会社でガマンとし続けると、そのイヤな仕事・イヤな会社でしか生きていけなくなるとい悪循環にはまってしまうのです。
わたしの知人Aさん(独身)は50才で都市から地方へ転勤を命じられ、事務職ではあるけれど分きざみで対応が必要な激務になり退職を選ばざるをえなくなりました。
またBさんは50代独身、両親他界のあと、ずっと住みたいと思っていた大人気エリアのURに入居できたのに地方転勤を命じられ引越しを余儀なくされました。
二人とも仕事に不満を抱え、ガマンをしてきたのですが、転職できるスキルも勇気もなく、さらにつらい仕事をガマンしなければならないことになっていました。
転職できる時にしなかった結末の例としてご紹介します。
転職したほうがいいケース 時間をかけて準備する方法
転職したほうがいいケースにいる場合転職する努力をしたほうがいいことは分かったけど、すぐにあわてて転職するのは考えものです。
社会不況の時は一般的には転職に向かない時期でもあるので、転職に迷うのは当然。
転職したほうがいいケースに該当する方が、転職しなくてはいけなくなったタイミングですぐ行動できるようにするための準備についてお伝えします。
変わるポイント 小さく変えてみる
変わろうと思っても、いきなり転職!というような大きな変化には心も体もついていきません。
いきなり転職活動でなくても、
- 持ち物を変えてみる
- 通勤ルートを変えてみる
- リフレッシュする方法を変える
- 髪型を変えてみる
- 新しいリップの色をためしてみる
なんでもいいし小さなことでいいので、何か自分のために変化を起こしてください。
小さな変化を起こしてみることで、わたし変われるかも!という自信がうまれます。
変わるポイント 大きく変われるタネをまく
小さな変化をおこしてみたあとで、やっぱり今の仕事も今の会社もイヤだ、もやもやした気持ちでいつづけたくない!と思ったら転職活動もはじめてください。
はじめるのはスマホでいつでも簡単。
- 転職サイトに登録する
- 転職エージェントに相談に行ってみる
どれもお金もかからないし、始めるのに5分もかかりません。
今のままも未来が直線だとしたら、転職活動開始はたった1度の角度をつけるもの。
ここでついた1度の角度は、時間の経過とともに、元の直線から大きく離れていきます。
転職活動は、貴女の視野をひろげるためのものです。
始めたからには転職しなければいけないなんてことはありません。
この記事を読んで、なにか胸にざわっとした思いを感じたら、貴女はこれからの生き方について一度立ち止まって考えるタイミングなのかもしれません。
このタイミング、無視しますか?
まとめ
なんだかここ最近ずっと仕事に行くのがおっくう。
それもここ3ヶ月くらいずっと。
ガマンできるし、仕事しないと行きていけないし、でもなんかもやもや…。
でも仕事だしガマンしてやらなきゃ。
そうやってイヤな仕事をガマンし続けたら、将来どうなるか貴女は分かっていますか?
頑張っていたら明るい未来が待っている、とは限りません。
ただ仕事には頑張りどきがあることも事実。
そこで今の会社に定年までいていいかどうかを判断する方法があります。
- 今いる環境に不安がある
- 未来を少し見てみたい
- 転職すべきか迷っている
こんな悩みを抱えて将来に不安を感じながら働いている方に向けて、この記事で
- 今の会社にいつづけるべきかどうか
- 転職を考えるべき基準
- イヤな仕事をガマンするとおこる不幸
について書いています。
いきなり転職がベストな選択とは限りません。
が、するべきガマンと頑張るべきところを間違えていないか、ちょっと冷静に確認してみませんか。
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