じぶんのことってじぶんでわかってない
と常々思います。上司にうまく言いたいことが伝えられないと悩んでいませんか?もしかしたらそれは、貴女の特性と上司の特性がズレているからかもしれません。
脳には情報を処理する方法に得意不得意があるんです。それを利用すれば、無理せずすんなりと貴女の意見を上司に伝えることが可能になるかもしれません。
そのためにこの記事でお伝えしたいのが脳の情報処理の特徴、認知特性です。認知特性を知ると、仕事が断然やりやすくなり評価されやすくなる可能性があることがわかりました。
貴女の隠れた強みがわかる認知特性診断
認知特性診断とは、貴女の脳が情報を処理するのに視覚・聴覚・言語のどれに頼ってるか、という脳の使い方の特性を知る診断の模様。
じぶんが普段、視覚、言語、聴覚、どの感覚をメインに使って情報処理をしているのか、ということがわかるんです。
つまり、何も意識していない状態で貴女は
- 見て理解し、図や表などの視覚的に表現するのが得意なのか
- 読んで理解し、文章で伝えるのが得意なのか
- 聴いて理解し話して伝えるのが得意なのか
ということがわかるのが認知特性診断なんです。脳のクセとも言えますね。
脳のクセの通りにした方がラクにうまく表現できるはず。
わたしは書くことが向いてると自分では思ってるけど、なんか突拍子も無い表現でてくるし、論理的に書くとなると「?」となるんです。
だからそこらへんも明らかになるかなと思って認知特性テストをやってみました。
認知特性診断をやってみた
診断方法 本田40式認知特性診断テスト
診断はここで無料でできます。認知特性診断を提唱している小児科医本田真美先生監修のサイトです。
診断結果はエクセルで表示されるので、Macの人はグラフがでないかも… わたしはMacでやったんですがグラフが表示されませんでした泣
小児発達医の本田真美先生監修の本でもできますが、解答項目を自分で計算しないといけないのでこのエクセルは本当に便利です。
そしてやる時は深く考えずに選択してみてくださいね!
適職も診断されます。
認知特性の結果を深く知るなら本で
診断ツールでわかるのは診断結果だけです。
詳しくは本田先生の本で読み込むと、すごく理解が深まります。
本屋で立ち読みから即購入。わたしはアウトプットの方法をしるために手を出したけど、とても学問的な面で役に立ちました。
例えばこの上司には口で説明した方が伝わるな、とか、文章の方が伝わるな、とかわかるんです。
自分がどういう環境なら集中できるか、とかもわかります。
上に立つ人間なら、部下がどういう環境で実力をはっきするのか、という部分でも役立てて欲しいですね(遠い目)。
頭の良さってこういうことだよね!て思いながらすぐ読めちゃいました。
通勤時間で読めちゃう、読みやすい新書です。
いろんな感覚を伸ばすことが複数の認知特性を伸ばすのに良いとのこと。子どもの頃、いろんな感覚を親に鍛えてもらったなあという感謝もわきました。
認知特性の結果はファンタジータイプ 言語映像型
私は[読んだり聞いた言葉を頭の中で映像化してから思考するタイプ]でした。
このタイプの強みは、言語とイメージを相互関係として捉えること。読んだ内容を頭の中で映像にしてイメージします。
イメージから言語にすることもできる、と。確かに私は、なんとなくイメージを頭に思い浮かべるんですよね。
人の顔と名前覚えるのも得意だし、英単語も書いて覚えるタイプ。
表現が突飛になりやすいのは、イメージから文を起こす脳の特性のせいでした。
認知特性診断を仕事にどういかすか
認知特性結果からみる適職についての感想
ファンタジータイプの適職は編集者・コピーライター
まさに言葉とイメージ。また、天才とは2つの認知特性を使えることだそうです。
わたしの場合言語の次に高い認知特性は視覚なので、視覚的な感覚を鍛えていこうと思います。
だから画像あり、文章あり、サイト全体の見た目もいじれるブログはとても向いてるな、と思ってます。まず会社の外で認知特性を生かした作業を増やそうと思いました。
認知特性診断は自分の考えのアウトプットに使うと効果的
そして認知特性診断をやってみた感じたのが、わたしは強みを封じて生きてきたっていうこと。
ストレングスファインダーでもそうなんですけど、わたしの特徴は思考力とそこからでるアイデアです。自分の考えをアウトプットし、フィードバックされることで能力が伸びていくタイプなんです。
でも意見をだしたり言ったり表現したりって、それを無条件に受け入れてくれる土壌がないと育たないですよね。
それはいいねって認められたり、それはこうとも言えるよね、とか肯定的なフィードバックがないとやらなくなるんです。理解されないから。
小学校で道徳の時間で、先生が言って欲しいことが言えるまで立ってた覚えあります。
まあ道徳だからかもしれませんが。不道徳な意見をオッケーするわけにはいかなかったんでしょう(推測)
だから「相手が欲しがっている答えを用意しよう」と言う思考回路で仕事をしていました。「相手が言って欲しいことを言う」って言う思考のクセが強いんです。
そこを認知特性を生かすように、言語や視覚でアウトプットするようにすればいいんだと気がつきました。
ちゃんと自分の意見を伝えられないと、誰もわたしを理解してくれないんだって卑屈になってしまいます。
「お前の望み通り動いてやったのに!」ていう怒りがわきやすいことにも気づきました。
自分の意見を上司や同僚に伝わるように表現できなけれな、強みは発揮できないんです。ね。
実践・認知特性を利用した上司のタイプ別対応法
認知特性を仕事に生かすなら、上司のタイプも見極めてみてください。
認知特性診断を仕事にいかすなら、上司のタイプを見極めろ
上司が報告を聞くのが得意な口頭報告をメインにする
口頭で報告した後「先ほどのお話をまとめておきました」と社内メッセージを送っておきます。
社内メッセージは、言った言わないの防止のためだけでなく、貴女が文章作成が得意なタイプなら情報を書いてまとめる能力が活かせます。
そして「聞く」という認知特性タイプの上司は、敬語の使い方、語調から内容を読みとってきます。
話し方、言葉使いに注意を払いましょう。他人の私語を拾いやすいタイプでもあるので、雑音にも気をつけてください。
上司が報告を見るのが得意なタイプなら、報告書を作って提出する
口頭報告は軽めにし、詳細は報告書で提出いたします、と言い添えます。
報告書は読みやすく、視覚的にストレスがないように作成するようにしてください。
例えば、段落ごとに1行あける、図やフロー図を入れる、など目でわかるように工夫するんです。
視覚タイプは、わたしもそうんですがごちゃごちゃした見にくい資料は情報過多で見たくなくなります。
だから「見る」に認知特性があるタイプの上司は、日付や作成者名、タイトルなどの文書形式が地雷になりやすいんです。
キッチリフォーマットを押さえていきましょう。
また散らかっているのを嫌います。
いろんなものが目に飛び込んでくるとストレスになるんですよ、情報が多すぎて。出来るだけスッキリしたデスク周りにして、変な文句つけられないようにしましょう。
上司の攻略と強み発見に認知特性診断を使って
というわけで、認知特性診断でじぶん調査をして強みを再発見したよっていうお話でした
気になった人はすぐやってみてくださいね。
やったら結果について考えてみることもぜひ。じぶんを知ってこそ、楽に生きられるはずです!苦手だった上司が意外とすんなり攻略できるかもしれません。
他にもあるよ。他人と一線を画す強みを知る
▶︎仕事が嫌なら要チェック!圧倒的じぶんの強みを理解する方法まとめ
認知特性診断を仕事に生かそうとしている貴女はきっととても優しくて前向きなんですね。でももし上司が何をしても貴女を理解しようとしないなら、その優しはは上司に向けてはもったいないです。
貴女を理解し、必要としてくれる会社があるかもしれません。転職はすぐするものではなく検討を重ねるものです。だから時間がかかっていいし、情報はたくさんあっていいんです。
貴女の認知特性、今の職場でいかせますか?上司は尊敬できますか?
今いる会社にずっといる将来に安心できないなら、転職の情報収集からはじめてください。