転職経験は2回、現在は人事部勤務です。
採用人事と転職経験から、MS-Japanの退会についてまとめました。
MS-Japanは登録は簡単でも、ものすごく退会しにくいってことないかな?と不安になりますよね。
やめたくなっても退会できないとか、退会ボタンが見当たらなくて退会できないってことがありそうで怖いですよね。
MS-Japanは管理職(人事部、法務、経理)、士業(会計士、弁護士、税理士)などの専門職に特化した転職エージェントです。
会計士や行政書士などの資格や実務経験のある人の年収アップ転職に最適な転職エージェント。
はっきり言うと士業資格のある女性以外にMS-Japanはおすすめできません。
勤務経験、保有資格などの条件重視のサポートとなっており、サイトに掲載されている公開案件も700件ほどで、多いとは言いがたいです。
JACリクルートメントは直近の年収500万以上で検索した求人件数は約3000件。
MS-Japanの退会方法の以前に、わたしは登録をおすすめしません。
選択肢が多いJACリクルートメントの方を選ばれることをおすすめいたします。
本題に戻りますが、MS-Japanの退会は超簡単。
MS–Japanの退会方法と、退会する前に知っておきたい
- 選考中でもOK?
- メール一通でやめれる?
- 個人情報はちゃんと破棄される?
という項目についてもまとめていますので、MS-Japanに登録すべきかどうかの判断材料としていただければ幸いです。
登録前にチェック MS-Japanの退会方法
MS-Japanの退会はとっても簡単。
退会ボタンがなくてやめるのに一苦労、電話でしか退会受付をしていないのに電話が繋がらない、ということはありません。
MS-Japanの退会方法は2通りあります。
- マイページから退会申請
- 担当者へ退会することをメールで連絡
MS-Japanの退会方法① すぐできる!Myページからの申請
- MS-Japanのマイページにログイン
- 右上にある「マイページの使い方」ページをクリック
- 退会手続き
これだけです。
「Myページの使い方」という項目の中に退会申請フォームがあるのがちょっとややこしいですね。
MS-Japanの退会方法② 担当者に一通メールする
メールでも退会ができます。
- マイページを利用していなかった場合
- 選考中、応募して結果待ちの案件がある場合
この場合は担当者にメールでMS-Japanもうやめたい、と連絡することで退会となります。
Myページを利用していなかった場合
転職サポート担当者宛に、
- 退会すること
- 個人情報は削除してもらうこと
この2点を簡潔に担当者へメールで伝えればOK。
転職相談を受け付けてくれた人に直接連絡をしてください。
もし連絡先が分からない場合はお問い合わせフォームから連絡すれば大丈夫です。
選考中の案件がある場合
MS-Japanを通して応募した企業、選考中の案件がある場合、マイページからの退会はできません。
担当者へメール連絡で退会する方法一択です。
もし「もうこの担当者いやだな…」という気持ちでやめたくなった場合、ちょっとメールしづらいかもしれません。
ですが、MS-Japanを通した先には実際に企業があり、今後どんなご縁があるかわかりません。
わたしから申し上げるまでもないかとは思いますが、一言、選考は辞退しサービス利用も終了する旨、連絡をいれて差し上げてください。
言うまでもなくMS-Japanを退会するという貴女の選択は悪いことではありません。
なにも気後れすることはありませんし、MS-Japan側へ遠慮する必要もありません。
連絡の文面上は丁寧を心がけ、人として当たり前の対応をし、選考中の案件があってもどうぞ退会を申し出てくださいね。
女性の管理職はまだまだ少ないのが現状であり、管理職の女性が高待遇で転職するには豊富な求人案件野中から女性登用に積極的な企業を探し出す必要があります。
取り扱い案件が少なく働き方が選べないMS-Japanより、取り扱い案件が豊富なJACリクルートメントの利用を強くおすすめします。
MS-Japan退会の時に知っておくべき事項
MS-Japanの退会時に知っておきたいのが
- 個人情報の取り扱い
- 登録した書類は返してもらえるか
の2点。
3分くらいで読めるので、退会手続きをする前にササッと確認してってくださいね。
身バレ大丈夫?MS-Japanを退会した時の個人情報
MS-Japanを退会すると、利用情報はすべて削除されます。
登録した内容もすべて削除されるので大丈夫です。
本当に削除されたかどうか、どうしても心配な場合は、個人情報開示請求ができます。
費用はかかります(約1000円程度)が、法律で開示が義務付けられていることなので書面で回答がもらえます。
【MS-Japanの開示等の依頼・請求先】
〒102-0071 東京都千代田区富士見 2-10-2
飯田橋グラン・ブルーム 4階 株式会社 MS-Japan 個人情報保護管理者 行き
本人確認書類の添付が必要です。
MS-Japanに提出した書類は退会時に返してもらえる?
MS-Japanに提出した書類はマイページにアップロードされています。
退会前に内容をご自身で控えておかれることをおすすめします。
なぜなら書類そのものを返してもらえるわけではなく、退会してしまうと書類データも削除されてしまうから。
履歴書、職務経歴書は言うまでもなく個人の重要データです。
念の為にななりますが、退会時は担当者に一言、個人情報は必ず削除してもらうようお伝えくださいね。
転職活動中にMS-Japanやめたい 退会前にすべきこと
転職先が決まったから退会する、というのは理想ですよね。
ですが転職先が決まらないうちに「MS-Japanの利用はもうやめよう」と見切りをつける必要がある時もあります。
転職活動を優先し、精神的負担も減らす「やるべきこと」をお伝えしますね。
退会ではなく転職サポートの利用停止をしてみる
MS-Japanは退会しても再利用可能です。
また新規登録すればMS-Japanの利用を再開することができます。
もちろん無料の転職サポートも受けられます。
ですが退会するとすべての登録情報が削除されてしまうので、一時的にサービスを停止しておくというのも一つの方法です。
- マイページにログイン
- プロフィール情報
- 「現在、転職活動中ですか?」を
”いいえ”に変更
これで転職サポートは停止され、担当者から連絡はこなくなります。
退会前にMS-Japanの担当者変更を依頼してみる
案件は良いけれどMS-Japanの担当者があわない、という場合は担当者変更を依頼することも検討してみてはいかがでしょうか。
今の担当者に、担当者変更の依頼をメールするか、お問い合わせページから担当者変更を依頼することができます。
万が一変えてもらえなかった場合は転職サポート停止手続きをしておき、一旦担当者を距離をおくのが最適でしょう。
MS-Japanをなんとか使おう、と考えるのではなく、ご自身の人生を良くするための行動が優先です。
退会前に必須 MS-Japanに登録した内容を保存
スクリーンショットでも画面の写メでもいいので、MS-Japanに登録した内容を保存しておいてください。
提出した資料を返却してもらうことはできますか?
マイページ上にアップロードして頂いたものをご確認ください。
マイページをご利用でない場合は、弊社までご連絡下さい。MS-Japan FAQより引用
職務経歴書、履歴書は、もう1度書くとなると本当に面倒です。
MS-Japanを退会するといっても、転職時に職務経歴書や履歴書は必須。
自己PRや、資格欄、職務経歴は毎回同じことを入力しているようで微妙に言い回しを変えてはいませんか?
ちょっとした表現の違いが、採用を左右することもありますので、資料としてMS-Japan利用時の書類も手元に残しておくようになさってください。
退会するとすべて消えてしまうので、くれぐれもご注意を。
書類を手元に残しておけば、他の転職エージェントを試した時に「MS-Japanではこんなふうに登録していました」と相談することもできます。
成功につながるMS-Japanをやめたいと思った理由の生かし方
MS-Japanを退会する理由ごとに、次にとるべき策をご説明いたします。
MS-Japanを退会したくなった理由がはっきりしていると、次の転職エージェント選びに失敗する確率が低くなります。
- 希望の求人が全然ない(地方で働きたいのに、取り扱いが少なかったなど)
- 女性の働き方に理解がない(アドバイスがそっけない)
- 担当者と合わない
など、貴女がMS-Japanでイマイチと感じたこと、嫌だったこと、うんざりしたこと、不安に感じたことなど、見切りをつけるにいたった事柄を書き出してください。
MS-Japanは登録に年齢制限はありませんが、管理部門(財務・経理・法務)と、士業(税理士・弁護士・会計士)特化型エージェントであり、役員など管理職向けです。
現状として女性の管理職登用が進んでいるとはいえない中、取り扱い件数も少ないMS-Japanを女性が利用するのは得策とはいえません。
したがってMS-Japan退会後に利用する転職エージェントは、ハイクラスを含めた幅広い案件を取り扱っていることが重要になります。
MS–Japan退会理由:希望の求人が全然ないならJACリクルートメント
希望の求人を紹介してもらえなかった場合、次に選ぶなら
- ミドルからハイクラスまでの求人案件を取り扱っている
- 取り扱い求人数がMS-Japanより多い
JACリクルートメントを強くおすすめします。
MS–Japan退会理由:条件の悪い案件を紹介されたならdoda
どういう思考回路でこうなるのか不明というほど理解しがたい条件の案件を提示された、という場合はdodaの利用をおすすめします。
条件の悪い案件を提示された原因は、貴女の経歴が物足りないのではなく、
- 提案力がないこと
- 転職データがなく、経歴と案件をマッチさせられない
の2点が問題なのです。
この2点をカバーできる転職エージェントがdodaです。
創業時から30年にわたる転職データを積み上げており、データを生かしたキャリアアップ転職が得意です。
今の貴女の状態で取りに行ける最上限の待遇の転職先を探すのが得意な転職エージェントなので、ぜひお試しください。
MS–Japan退会理由:担当者と合わない、好きになれない
個人的な感想ですが、MS-Japanは管理部門のハイキャリア向けの転職エージェントの中でもかなり男性向けなキャリア傾向を感じました。
MS-Japanを利用してみて息苦しいな、堅苦しい、と感じた人は確実に合ってないと思います。
個人の感覚にもよるので、この場合は他の転職エージェントとの比較するしかありません。
JACリクルートメント | (首都圏向け)同じ管理部門向けだけどやわらかめ 年収アップ&スピード転職も可 |
リクルートエージェント | (全国)求人の量と質を確保 |
doda | (全国)キャリアアップ転職が得意 |
MS-Japanは、女性にはおすすめとは申し上げにくいです。
退会方法が先に気になる方には、退会は簡単だけどお試し利用にとどめておいた方がいいのでは?とお答えします。
MS-Japanを退会したいという方にはJACリクルートメントをおすすめします。
残念ですが、今の社会はまだまだハイキャリアの女性は少なく、実力を積むほどに男社会へ斬り込むことになります。
転職エージェントも、転職先を決めやすいハイキャリアの男性管理職のサポートを好むかもしれません。
ですがどうぞ負けないで、貴女の実力を知らしめてほしいのです。
わたし自身は士業資格の取得を挫折しました。
男性ばかりの役員会で、実力ではなくいうことを聞く女性を登用しようとする魂胆丸見えの会社も経験しました。
女の働き方の不自由さを感じたからこそこのサイトを立ち上げて運営しているのですが、実力と知能のある貴女にはぜひキャリアを諦めないでほしいのです。
貴女の活躍が女性の働き方を変えていくことに間違いはないと思うからです。
MS-Japanを退会してもキャリアを諦めることなく、ぜひさらなる高待遇を掴んでください。