どうしても退職の連絡を会社にいれられない。退職代行がきちんとしたサービスなら使いたいけど、代わりに電話だけする退職代行だったら嫌だな…
退職代行のサービスはあやしげな雰囲気もありますが、問題は退職代行の業者選びです。
会社側からすると退職代行なんぞ使いやがって!と憤慨、激怒する社長も少なくありません。
退職代行を弁護士事務所に依頼するだけで、会社は「貴女にはきちんと対応しないといけない」とナメた態度を改めるようになり、結果すっぱり後腐れなく退職ができます。
わたしは現在役員秘書をしており、企業の裏側に近いところで仕事をしています。
実情を踏まえながら退職代行は弁護士に依頼すべき理由を説明しますね。
貴女の大嫌いな会社の人を思い浮かべてください。
5万円でその人と顔を合わせずにすみます。
高いですか?安いですか?
安いと思ったら弁護士に退職代行を頼みましょう。
退職代行を弁護士に頼むべき理由3つ
退職代行を利用するなら、弁護士事務所に依頼することをおすすめします。
特に女性、社内の人間関係やパワハラ、セクハラで退職にいたった場合は退職時にいろいろと危険がおよびます。
- 無理な引き継ぎの強要
- 退職引き伸ばし
など逆恨みしたオフィスの人間、部長、社長から嫌がらせをされかねません。
そんな時に弁護士事務所ではない、事務代行のような退職代行サービス会社を利用してしまうと貴女への憎しみ、怨嗟、侮蔑がやめた会社に残りかねません。
やめる会社にいつまでも嫌な歴史として名を残したくないですよね?
そこで弁護士による退職代行です。
メリットを
- 非弁護士業者は法務問題に対抗できない
- 弁護士を利用することで毅然とした意思表示になる
- 弁護士事務所に任せているという抜群の安心感
という3つについて順に説明しますね。
非弁護士業者は法務問題に対抗できない
弁護士ではない会社のことを非弁護士業者の略で非弁業者といいます。
非弁業者がやっている退職代行は、いわゆる事務の代行。
貴女と企業の間でメッセンジャーをしてくれているだけなんです。
うまく会社側に言いくるめられてしまい反論もできず、会社に損害賠償請求をされてしまったり未払い給料や未払いの残業代については対応ができないってことが珍しくありません。
弁護士を利用することで毅然とした意思表示になる
退職代行というと、自分で尻拭いもできない逃げる人間、という見方をする経営者は少なくありません。
とくにブラック体質な企業や、頑固で融通の効かないお爺さん経営者は退職代行を使う人間も退職代行業者も嫌悪している傾向にあります。
性格が悪いのに小賢しい経営者、社長は、民間の退職代行を利用すると、業者とは取り合わずに本人に連絡しろ、親へ連絡しろ、家へ行け、などと粘着質な対応を展開してくる可能性があります。
それに対して、弁護士に退職代行を依頼しているとなると「こればマズい」と思うわけです。
貴女を引き止めることは到底無理であること、法律で決められたものは支払うしかないことをさとります。
権力に弱い人間には権力です。
弁護士には、若いとか女とかいう理由だけで人を見下す人に対して絶大な権威性を発揮します。
年数の浅い新興企業とは一線を画す威力があるんです。
弁護士事務所に任せているという抜群の安心感
弁護士に退職関連のことをすべて任せた。
退職代行を使うと、円満退職を放棄した、逃げた、という後ろめたさがあるかもしれません。
それが弁護士事務所に依頼することで、きちんと手順をふんで対応したという安心感に変わります。
法的に決められた権利をうけとることを専門資格のある人に依頼した、それだけのことであり後ろめたいことは何もありません。
さて退職代行をやっている弁護士事務所ってどこ?あるの?と思った人に教えたいのが「汐留パートナーズ法律事務所」です。
汐留パートナーズ法律事務所の退職代行の実績
汐留パートナーズ法律事務所は、弁護士業界でもいちはやく退職代行業務スタートしている法律事務所。
汐留パートナーズ法律事務所が属する汐留パートナーズグループは、弁護士や税理士、社会保険労務士などいわゆ士業の人が在籍し企業の法務や会計、人事労務など多様な業務をになっています。
退職代行サービスにおいて、過去退職できなかったケースはゼロとのこと。
さすが法律事務所です。
汐留パートナーズ法律事務所の退職代行 利用料金
相談料 | 無料 |
着手金 | 54,000円(税込) |
オプション費用が 必要なケース |
の請求 追加の着手金は不要 |
その他負担 | 内容証明、物品返却などの郵送料 |
汐留パートナーズ法律事務所の退職代行 口コミ・評判
汐留パートナーズ法律事務所の退職代行について、今のところネット上に使わなきゃよかったという口コミや、やめておいたほうがいいという評判は見当たりません。
最近(2019年7月)は、退職代行サービスの利用が増えたことでトラブルもでてきたため、退職代行は弁護士に頼んだ方が安心だという口コミが増えています。
弁護士が対応できる退職代行はどこだ??という流れの中で汐留パートな法律事務所の名前があがることが多いですね。
1つだけ!汐留パートナーズ法律事務所の退職代行のデメリット
弁護士が退職代行をしてくれる、汐留パートナーズ法律事務所は安心して利用できるということがわかっていただけたと思います。
ただ1点だけ、デメリットがあるんです。
それは費用が高めであること。
一律5万円ぽっきりという業者(非弁護士ですが)あるのに対して、着手金で5万円、退職金や未払い給料の請求をすると成功につき、会社から払われた金額の20%を報酬として払わなければなりません。
退職代行を利用するときは状況的に切羽詰まっていることが多いので、その後の生活のことを考えて検討してください。
本当は弁護士を使わなくても、貴女は仕事をやめられます。
辞める権利が法律で決められているんです。
それでも、過労死がなくならないように、退職を阻まれる、なかなか辞められないという問題があるため、退職代行というサービスがあります。
5万円でひどい会社と縁をきると考えたとき、安いもんだと思たら退職代行を使ってください。
まとめ 退職代行の利用は非常識ではない
やさしくて真面目な貴女は、働いた責任、社会人の常識として退職代行を利用せずきちんと手順をふんで退職しようとしているかもしれません。
できれば円満に、きちんと引き継ぎをして「ありがとう」という気持ちで辞めたいですよね。
でもそれは義務ではないし、そう思うべき、というものでもありません。
あんな会社にいたことが人生の恥、時間を無駄にしてくやしい、本当にもう忘れたいくらい嫌い、無理、と思うならその気持ちにフタをしないでください。
貴女にそう思わせた会社が悪いんです。
そして貴女が退職代行を利用することで、企業は貴女から相談のテーブルにもついてもらえないことを悟ります。
わたしの予想ですが、退職代行が主流になるにつれ、会社の業績に退職代行を利用された件数が会社の信用度に深く関係してくると考えています。
利用されない会社ほどホワイトだ、というようにです。
退職代行が流行るほど、企業はまともになっていくんです。
だから退職代行を利用することはもはや非常識ではありません。
国の士業の中でもトップクラスの信用度のある弁護士を退職に使うということは、問題に対してしっかりと真面目に向き合っている証拠です。
貴女の大嫌いな会社の人を思い浮かべてください。
5万円でその人と顔を合わせずにすみます。
高いですか?安いですか?