転職エージェントとの面談、どこまで本音を言っていいんでしょうか?
正直迷いますよね。
仕事がつらくて嫌でやめたいって本音を言っていいのか…
絶対年収〇〇円までアップさせたい…!て欲を正直に言っていいのか…
仕事の悩みは生活の質に直結しているからこそ、キレイごとだけではすまないのが本当のところですよね。
そこで実際に転職エージェントを使って転職した経験者から、転職エージェントに本音を正直に話したかどうかを独自に聞き取り調査しました!
転職エージェントとどう付き合っていくかは転職成功のためにとても重要です。
この記事を読めば、転職エージェントにどこまで本音を言いっていいかがスッキリわかります。
転職エージェントにどこまで本音言う?の調査結果
有効回答数は15。内訳は男性5人、女性10人でした。
回答数 | 転職エージェントを人にすすめる | 転職エージェントを人にすすめない | |
本音を言った人 | 12人 | 8人 | 4人 |
本音を言わなかった人 | 3人 | 2人 | 1人 |
転職エージェントに本音で話をした人の6割超が転職エージェントの利用を人にすすめる、という結果になりました。
転職エージェントに本音を言わなかった人の体験談をチェック
「転職エージェントに本音を言わなかった」と回答した3名のうち2名は男性でした。
あまり、本音は話しませんでした。
というのも、転職は正直に話して面接しても、自分を安売りするだけだと思ったからです。エージェントはその入り口なので、正直に話すのは馬鹿げてると思いました。今もそう思います。
エージェントからしても、早く良い所に仕事に就いてくれた方が良いと思うので、利害は一致してますね。人生相談所では無いので、自分自身がしっかり戦略を持って挑む事が大事だと思います。
辞めたい理由については本音でお話ししましたが、次に転職したい志望動機のところは正直にお話しはできませんでした。
私の場合は年齢の制限と資格を保有していなかったので、担当者の方は大変苦労されたと思います。最終的には、転職をやめ独立しました。
転職エージェントを使って転職した会社だったから本音は話せなかった、という意見もありました。
今の会社を辞めたい理由はやんわり伝え、その業界でこれ以上働くことは難しいこともお伝えしました。
違う業界で働きたいこともお伝えしました。ですが当時働いていた会社はその転職エージェントから紹介してもらった会社でしたので、本音の部分は伝える事ができませんでした。
エージェントからは今の転職業界の現状や業界ごとの求人数、私に紹介できる業界、業種、平均的な給与などを教えてもらえました。自分の希望ではない求人を紹介されることもありましたが、それは仕方ないと思います。
転職エージェントに本音を言わなかった人は転職エージェントをどう思ってる?
本音は言わなかっ多人たちに、転職エージェントの良かったところ、悪かったところ、友達に利用をすすめるかどうかを聞きました。
転職エージェントに登録してよかったところは?
私が利用したのはリクルートエージェントです。
良かったところは抱えている求人数が、日本で一番多いことじゃないでしょうか。
おかげでフリーターの私にも募集が毎日数件はありました。
フリーターから定職に就くまで1ヶ月かからなかったのはリクルートエージェントのおかげですね。担当してくれたお姉さんが気さくで色々アドバイスが貰えました。
わたしが利用したのはエンエージェントです。
良かったこととしてはたくさんの企業を紹介してもらえたことですね。
色々と違う業界のお話なども聞けて、とても頼りになりました。また私を担当してくれる方もたくさんいたので、カウンセラーさんと相性が合う合わないなどを気にすることはありませんでした。
わたしが利用したのはJACリクルートメントですが、良かったのは求人数が多く担当者も多いこと。
専門分野が担当者にってはっきりしているので、情報量が多いことです。そして手厚いサポートのおかげで初めての面接で内定をいただくことができました。合格の通知の際には、自分の事のように喜んでいただき、入社までサポートしていただきました。
本音は言わなかったものの、転職エージェントのサービス自体には満足していたようです。
利用した転職エージェントの悪かったところは?
リクルートエージェント最大手なので、システマチックなところはあるかもしれません。
キャリアカウンセラーは複数のクライアントを抱えているので、こちらから色々とアピールする必要がありますね。
ただただ待っていても、何も来ないかもしれません。自分からアクションが必要です。
悪かった点は、若い社員が多かったのでなんだか話が噛み合わなかった人が多かったこと。
若い社員だからかあまり意図としている企業を持ってきてくれなかった。
提案してくれる件数が担当者によって結構バラツキがあったので、そこも良くなかったです。
わたしが利用したのはJACリクルートメントは、同じ転職エージェント会社の複数の担当者から連絡が来て、それぞれメールや電話で対応しなければいけなかったんです。
業界ジャンルによって担当者が違うのはわかりますが、おおまかな基本的な情報は共有してほしいと思った。面談も3人の担当者と行ったことがちょっと…。正直めんどくさかったです。
転職エージェントの利用を友人にすすめますか?
転職エージェントの利用をすすめますね。
ただし正直、大手であればどこでも変わらないと思いますよ。
リクルートエージェント以外を利用した事がないので、分かりませんが。
逆に小さい所は抱えている案件が少ないからやめておいた方が良いという意味でリクルートエージェントをすすめます。
職安もブラックが、多いので辞めた方が良いかなと思われますね。ただ最終的には自分次第だとは思いますが。
知名度と言う意味でもリクルートエージェントはピカイチなので、会社目線で見ても信頼度は高いですし、リクルートエージェントのような会社にお金出して採用をしようとしている会社は、割りかしまともな会社が多いと思いますね。
僕は利用した転職エージェント(エン)はすすめませんね。
どうでも良い案件を持ってくることが多いんですよ。
わたしが伝えている事に対して、間違った解釈をしていることが多い。
大手企業の就職先を探すには良いが、中小企業狙いなら個別で問い合わせをしたり、仕事仲間や友達の紹介などで転職活動をした方が良いと思うので、あまりオススメしない。
転職エージェントを使いたいなら小さい会社の方が小回りが利くし、一生懸命になってくれるので、もしオススメをするなら小規模のエージェントを紹介したいです。
ただ、私は経験と言う意味でみずからアポイントを取って転職活動をやった方がその人のためになるかと思います。
友達には勧めたいです。
担当者の方は、とても親身になってコンサルタントをしていただきました。電話やメールもこまめにしていただき、とても信頼のできる方でした。
面接の際には、事前に面接でよく聞かれることを教えて頂き、面接後にはすぐに電話をいただき、感想、手応えなどを確認していただき、とても安心できたことを今でも覚えています。
転職エージェントに本音を言った人の言い分をチェック
転職エージェントに本音で話した13名のうち、女性は8人でした。
わたしは本音は話せました。
当時はアルバイトだったので正社員に一刻も早くなりたいという話を正直に話しました。
担当者は感情論ではなく、あくまでも端的に会議のような雰囲気で私の転職市場での立ち位置、それを踏まえての転職活動の戦略を話してくれました。
事務職を目指していましたが、事務職は人気が高く現在がアルバイトであればやはりハードルは低くはないこと、しかし可能性がないわけではないので、人よりも選考を受ける数を増やすというのを最初の課題とするというアドバイスをもらいました。
希望条件を本音で話しました。
給料アップをしたかったので、そこを重点的に。
勤めていた会社の規模が小さくて体制が整っていなく、人が足りないため残業が多かったため、ある程度体制が整った会社に入りたい旨も伝えました。
正直に伝えられなかったことはほぼありませんが、早く転職をしたかったこともありあまりうるさく会社に求めることを伝えることは控えました。例えばどのくらい有休をとれるか、などは聞きそびれてしまいました。
会社を辞めたい理由、今後自分のやりたいことについて本音で話せました。
正直、当時やりたいことが2つあり悩んでいましたが、面談を進める中でどちらの方が自分に向いているのかを一緒に考えていただきました。
具体的なアドバイスとしては、自分の中で転職したい企業に優先順位をつけて一番優先度が高かった企業に入ればいいのでは、とのこと。
優先順位をつける基準としては、給料・仕事のやりがい・自分が好きな仕事か・立地・転勤があるか、などが挙げられました。
本音で経歴、思っている事を話しました。話さないと対応策も出てこないと感じましたし、そういうのは後々ボロが出てきます。
正直な気持ちを話すことで、転職エージェントにとってもわたしを企業に安心して紹介しやすいと思ったからです。
私は最初の就職をすぐにやめてしまって当時はフリーターだったので履歴書に自信がなかったのですが、履歴書に沿って面接時に私の行動が筋を通った話になれば問題ないとアドバイスいただきました。
各経験で何を学んでこれからどうしていきたいか、という事を重点に面接で対応していただき心がとても楽になりました。
利用したのはいい就職ドットコムですが、そこから無事に就職し、人生の岐路となる就職先となりました。
正直にやめたい理由と次に行きたい会社をはっきりと言った。(職場でのパワハラ)
話を聞いて下さり、早く次を探しましょう、と言ってもらえた。
転職エージェントに本音を言った人は転職エージェントをどう思ってる?
良かったところ
私が利用したのはdodaですが、エージェント様が真摯に対応してくださったところです。
例えば、家族などパーソナルな面についても聞いていただき、話が長くなってもきちんと内容を聞いていただき覚えてもらってるようで、それを紐づけた上で転職する企業を提案いただきました。
親身になってお話を聞いてくれました。
2回目の転職だったので、自分自身に少々焦りがありましたが、相談することで、自分を客観視しながら就職活動をすることができました。親に相談するよりも、他人であるからこそ、私情を挟まない意見をもらうこと、自分に素直にがなれるので、よかったです。
担当者が良かったのもあり親身に転職先を探してくれた雰囲気感がよかった。
また自分で探す手間と時間が省け、仕事をしながら転職先を探したが、日々の仕事にも支障がでなかった。自分では見つけられない案件も持ってきてくれたところもよかったです。
一緒に頑張って行きましょう。互いに頑張りましょうといった二人三脚のような感覚で仕事探しを出来た事は良かったと思います。
連絡の数などもそれなり多く、何かあれば企業の情報の提供や面接情報などを教えて頂けました。
自分で探せない求人を探してくれるところ。
アドバイスが的確。
ただ見てるだけではわからない求人情報にさらに提案してくれるので目の付け所が自分と違うため視野が広がりました。
どうなりたいか、を考えてくださったのもありがたかったです。
悪かったところ
正直あまりないのですが、強いて言うのであれば、転職の内定後に内定先の企業と連絡が取りにくかったです。
どうしてもエージェント様経由で入社手続き等の業務連絡が来ていたのでラグがあったのかなあと思っています。
利用転職エージェント:リクルートエージェント
面接後、私的にもう乗り気ではない企業をゴリゴリ推されたこと。
最初のアドバイザーとの電話面談がスムーズに決まらなかったこと。
頻繁にやりとりしないといけないのが仕事しながらの転職活動ではしんどい気がします。
利用転職エージェント:doda
良いところに連絡が多いと書きましたがある意味これがデメリットでもあります。
人にもよるのでしょうが、わたしはどちらかと言うと一つ案内してもらったら取り敢えず腰を据えて吟味したいタイプなので困りました。取り敢えず転職したいという方なら良いと思います。
利用転職エージェント:リクルートエージェント
担当者にもよるのかもしれませんが、これといった悪いところはありませんでした。
強いていえば、エージェントを挟んでいることで全てのやりとりがやはりエージェント経由になるので、細かいことを聞きたいときなどに自分で直接聞けないのが少し歯がゆかった。
利用転職エージェント:マイナビエージェント
友人に転職エージェントの利用をすすめるか
転職エージェントサービスはどの会社にしろ受けてみるといいと思っています。
第一に情報的に有利です。
転職エージェントがついていてくれると、自分の知らない様々な企業を提案いただけます。
第二に転職時の味方が増えることです。
転職は相談できるのが家族や友人などに限定されてしまうと思いますが、客観的視点の意見を求めるのは難しいのかなと考えています。エージェントさんはかなり客観的な意見を述べていただけるので貴重です。
私は転職エージェントサービス企業に4つ登録しておりましたが、その中でもdodaは特にエージェント様の質、提案企業の質が高く、おすすめします。
ひとまず、今の会社しか知らないなら転職エージェントの利用をすすめる。
求人票も見ようと思わないと見る機会ない。
個人的に今の仕事の公休数が普通と思っていたため、転職活動をして他の企業の休みの多さに愕然としました。
ギャップを確認するためにも転職エージェントを利用するのをすすめたいです。
自分のスキルを改めて棚卸ししてくださるので、他の業界でもやっていけるかも?って自信もつきます。
転職エージェントは取り敢えず転職したい現職を一刻も早く辞めたいという方向けなのかなと思いました。
その為20ー30代でキャリアアップを考えている人であれば勧めにくいかなという印象です。
エージェント側の方はどんどん勧めてくきます。私のような気弱な性格の場合、やや申し訳ないなという気持ちで面接、面談まで行ってしまいそうになるので結局、リクルートエージェントからリクナビネクストに移行してしまいました。そちらで転職先が決まった事もありエージェントは不要かなと思います。
利用転職エージェント:リクルートエージェント
転職エージェントの利用をすすめます。
自分で探すだけでは見つからない案件もあり、またエージェントがすでに経歴などをチェックしてくれているので、会社の面接もスムーズでやりやすかったからです。
また在職中に新しい仕事を探す方には特に良いと思います。新しい仕事を自分で探し、日程調整をし、面接を何個もこなしていくのにはそれなりの時間と労力がいり、忙しい仕事をしている方には負担になりかねないからです。
実際に友人にも転職エージェントを使った人が多いですが、皆おおむね満足していました。
利用転職エージェント:マイナビエージェント
まとめ 転職エージェントにどこまで本音を言うか
転職エージェントに本音は言うべき?ですが
- 本音→ある程度まではOK
- 愚痴はNG
- ゆずれない条件は必ず言うこと
転職エージェントを賢く利用して転職を成功させるために必要なのはやっぱり譲れない条件をはっきり言うこと、でした。
本音を言った方が希望の案件が見つかりやすいとはいえ、愚痴や単なる不満はNGです。
転職してどんな仕事につきないか、ということについてはしっかり本音を伝えましょう。
評判の良かった転職エージェントをおすすめ!
リクルートエージェント
今回の体験談、口コミの中で利用者満足度が高かったのはリクルートエージェントでした。
本音を言った言わないに関わらず、一定以上の求人を紹介してくれる、とのことが好評価のポイント。
転職相談だけでも歓迎!としていることから、転職に迷っている人はまずリクルートエージェントから始めるのが間違いのない選択。
転職市場が賑わっている今がチャンスです。
マイナビエージェント
全回答数のうち3人が利用していたマイナビエージェントは、うち2人がオススメするという結果だったのがマイナビエージェント。
相談者の本音をうけとめ、担当者が親身になって求人を探してくれたという内容でした。
しっかりと相談して転職したい人はかならず登録しておくべきです。