アパレルの営業事務って、けっこうキツい仕事なんですよね。
おしゃれでいろんな服がきれるけど事務だから絶対いい仕事でしょ、と思われがちですが、実際やってみると来る日も来る日も検品検品… とても苦しくなったため食品業界の事務へ転職しました。
アパレル業務から異業種である食品業界へ転職したわたしが、
- アパレルの営業事務の仕事でキツかったこと
- アパレルの営業事務やめてかわったプライベートビフォーアフター
- アパレルの営業事務の仕事からの転職成功のコツ
をお伝えします。
今のまま仕事を続けるとどうなるか、転職するとどんな人生が待っているか、あなたにも当てはまる部分があるはずです。
営業事務をやめたいと思ってるあなた、今の仕事ずっと続けてこの先楽しく生きられますか?
アパレルの営業事務をやめた理由 むくわれない努力とクレームの嵐
わたしが勤めていたのは、アパレル業界の企画製造をしていた会社です。
海外から納品される品を検品するという事務職でした。
アパレル営業事務をしていてつらかったエピソード
大量の粗悪品とクレーム
営業事務と一般事務の大きな違いは、営業サポートのためお客様と接する機会が多いということです。
わたしが勤めていた会社では海外の工場で作った服を日本に輸入して大手に販売するという業務をおこなっていました。
海外生産の服は日本と違って粗悪品が沢山あり、納品先からクレームが出るたびに保管倉庫に出向いてひたすら検品するという日々でした。
自分の責任で起こったクレームなら仕方がないと思いますが、ギリギリまで確認に確認を重ねて残業して検品してやっと納品したと思ったら、クレームという事が毎月絶対おこっていたんです。
上司に言っても改善されない
上司に言っても「海外だから完璧を求められない」「仕方ないよ」みたいな対応ばかりで担当の私はいつも疲弊していました。
納品しては検品を繰り返す日々。
大量の返品分を一つ一つ検品しなければない日々に嫌気がさしました。
誰に言っても改善されないし、検品数が多すぎて納期が間に合わず結局営業ではなく私が責められる毎日に納得ができなくなりました。
人数も少ない為クレームに追われながら検品もしなくてはならず、気がつけば仕事を家に持ち帰ったり休日出勤を隠れてするようになったりしていました。
やってもやっても自分の仕事が報われないことにふと気がづき、退職を決意したんです。
アパレルの営業事務のせいでおこった私生活の悪影響
クレームが起きて検品する業務が日課の様な毎日になり、わたしはお昼休みなし、残業あり、休日出勤が当然の生活になりました。
夜寝る前ギリギリまで納期の確認を自宅で行い、出勤してはクレーム対応と検品の日々。
ノイローゼの様になりました。
毎夜、仕事を失敗したり納期が間に合わない夢みるようになったんです。
段々休日も憂鬱になり何をしても仕事が頭から離れなくなりました。
天気予報を見るだけで輸送の遅れが心配になって頭痛が起き、明け方まで寝れなくなる日もありました。
性格も悪くなっていく気がした
自分の担当の仕事でも自分のせいでミスが起きている訳ではないのに!とやたらイライラしてしまう事が増えました。
仕事中も常にイライラして人にあたってしまう自分が凄く嫌で、自己嫌悪の毎日でした。。
このまま続けていたら確実にうつ病になる、そう思っていたところに検品した物を出荷する作業が担当業務に加わり、体力的にも限界がきました
アパレルの営業事務をやめて転職!就職先の決め手と生活の変化
転職先は、国内で生産している食品業界にしました。
ここなら大丈夫だ 転職先の決め手
業界は違えど同じ営業事務を選んだ理由は2つあります。
- あまり知らない業界には入りたくないと思った
- デリバリーの事務の仕事の募集があったから
食品業界の営業事務ですが、アパレルの営業事務でやっていたこととと仕事内容は似ていたの仕事だったので決めました。
ただし国内生産している、ということは絶対条件でした。
アパレルの営業事務をしていた時に、海外生産品はめちゃくちゃクレームがくる、とわかっていたので国内生産品を取り扱うというだけで安心感があったんです。
食品業界の営業事務はデリバリーを扱う仕事ですが、デリバリーの仕事はどの業界でもあります。
アパレル業界をとおして一度経験している業務内容だったので、仕事の仕方は違っても大体の手配のやり方はほとんど変わらないはず。
できる!と安心が一緒になっていた仕事だったから決めたんです。
転職成功でガラリとかわったこと
転職が成功した結果、当然なんですが仕事がすごくしやすくなりました。
ちゃんと仕事すれば問題がおこらない
アパレルの営業事務の仕事は自分がどれだけ頑張っても、何も報われない日々でしたが食品業界の営業事務は自分がしっかり納期の確認をしていれば何も困る事はないんです。
国内生産って良いんだな〜と実感しました。
おなじ営業事務なのに、なぜ毎日あれだけクレームの対応をしなければならなかったのか不思議な位です。
仕事がかわって姿勢がよくなった
毎日検品しなくて良くなったので目の疲れが劇的に減りました。
下を見続ける事が無くなったので首のコリもなくなりましたし、考える事が減った分頭痛や憂鬱になる日々もなくなりました。
前を向けるようになった毎日
家では仕事を持ち込まなくて良くなり、休日出勤も全くなくなったのでその分自分の時間が増え余裕が出ました。
お昼は健康を考えお弁当を持っていくようにもなりましたし、今では結婚して子供が出来ました。
自分の中では劇的な変化に感じられます。
アパレル事務の仕事をしていた時は毎日暗い顔をして過ごしていたように思いますが、今では子供達の笑顔の為に頑張って働こうという意欲がわきます。
アパレル業界からの転職 成功のためのポイント
つらい仕事を続けながらの異業種への転職は大変でした。
転職を成功させるための対策
転職を成功させるためにやったことはたくさんあります。
- 私はなぜ前回の仕事を辞めたのかを説明できるように自己分析
- 疲れた印象を与えない様に身なりを整えた
- 転職エージェントでは履歴書の添削を何度もしてもらった
- 面接の練習もお願いしてやってもらった
- パソコンのスキルも事務では必要だと思い、エクセルとワードを一から勉強するためパソコン教室に通った
自分が仕事で得られてた事や人に助けてもらった事、何を学んで何が出来るのかをとことん考えたのが1番の対策でした。
アパレルの営業をやめたという事実で苦労した
転職活動で苦労したのが「そんな事で簡単にやめられては困る」と突っぱねられる面接官が結構いた事です。
やはりやめるという行為は逃げる行為にもとらえられてしまうのでどうしても面接官への受けは悪くなりました。
だから私は数撃てば当たるではないですが、転職エージェントをとおして、できるだけ面接を入れられるようにしました。
かならずどこかの会社に拾ってもらえると信じて頑張ったのが懐かしいです
転職活動の注意点
これから転職しようと思っている人に伝えたいことがあります。
女の転職で大変だったこと
女性の営業事務なのでかならず他の社員のサポートを要求されました。
またお客さんが来たら接客、お茶くみ、電話対応、掃除も業務外で要求されました。
それに面接では結婚したら仕事はどうするんですか、出産したらどうするのですかと必要以上に質問されました。
でもよかった事もあり女性だから愛嬌で質問をかわす事もできるんです。実際愛嬌でのりこえた面接もたくさんありました。
転職活動をしていた無職期間中の話も、女なら家事手伝いをしている事にすれば納得してもらえますよ!
転職をまよっている貴女に伝えたいこと
今無理だと思っているならまだ辞める時ではないのかもしれません。
私も初めは転職なんて私は無理と思っていました。
それがだんだんもう無理、今やめないと自分が潰れてしまうと感じるようになり転職は無理だと思っていられなくなりました。
本当に転職したいのなら、まず求人票を見て自分で一度履歴書を書いてみてください。
履歴書を書くのは意外と難しくて、あの数行で自分をアピールしなければなりません。
転職どうしようかなと迷っていられるうちに、転職サイトを眺めながら履歴書を書いてみる、という転職の練習から始めてみてはどうでしょうか。
まとめ 仕事とはお金を稼ぐこと 耐えられないならやめること
アパレル営業事務では、やってもやっても報われず自分の時間ばかりが食いつぶされる経験をしました。
業界は違えど同じ営業事務に転職して、わたしは結婚もでき子どものために働こうと思えるようになりました。
わたしにとって仕事とはお金を稼ぐことです。人生そのものを楽しくするための手段にすぎません。
だから耐えられないならやめること。
貴女の仕事は、手段ですか?手段に人生を奪われていませんか?
迷っていられるなら、今はまだ貴女にも余裕があるのでしょう。
耐えられなくなる前に、転職サイトに登録してみてください。
転職サイトも転職エージェントも無料です。練習で転職活動をはじめてもなにも悪くないんです。
仕事で生活はかわります。今、その1歩を踏み出してください。
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